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ことばのこころ研究室

では,言語心理学認知心理学および発達心理学の視点から,私たちが言葉を理解する方法を研究しています。
ことばのこころ 案内板

論文
『品詞構成に基づく文体指標は読者の印象とどのように関わるか』
-MVRと品詞構成率の心理学的検討-
   計量国語学,33,493-509.(2022 年度計量国語学会論文賞,第67回大会 2023年9月23日)
   井関龍太・菊池理紗・望月正哉・福田由紀・石黒圭(2022).

論文
『読者がもつ物語の認知的ジャンルの測定』
   望月 正哉・井関 龍太・福田 由紀
   ・長田 友紀・常深 浩平・石黒 圭が
読書科学(2021)62巻160-174頁に公刊されました。
   この論文は,日本読書学会「第56回読書科学研究奨励賞」を受賞しました。
   この研究は,JSPS科研費JP20H01764
   「人と物語が出会う次元の開拓
   ―短編物語データベース構築を通した分野横断的研究―」
   の助成を受けたものです。

日本心理学会第84回大会がオンラインで開催されました。
   期日:令和2(2020)年9月8日(火)~11月2日(月)
   場所:東洋大学
   題目:「物語の認知的ジャンルの特徴(1)
               -ジャンルタグの収集-」共著
            「物語の認知的ジャンルの特徴(2)
               -読者がすすめる小説に基づく検討-」共著
   これらの研究は,JSPS科研費JP20H01764
   「人と物語が出会う次元の開拓
   ―短編物語データベース構築を通した分野横断的研究―」
   の助成を受けたものです。

ことばのこころ似顔絵
桂 実(卒業生)作
読後感
   三省堂書店神保町本店(小川町仮店舗)に行きました。そうしたら,「本の自販機-読み味,試食できます。-」・・・
ことばのこころ   ことばのこころ
   中身の見えない本もあります。どうやって選ぶのかと思いきや,
「あったか~い」といった読後感が表示されていました。
   小説を読んでこんな気持ちになりたい,そういう本を選べるのですね。
   2022年12月26日(月)から2023年2月28日(火)まで,展示・販売されていました。
   また,機会があるといいですね。
(三省堂書店本店様の許可の上,撮影・掲載しています)

今こそ,本を読もう!
   新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のために,自宅にいる時間が長くなっていると思います。何をしていますか?ゲームやSNS,テレビもいいですが,物語を読んでみませんか?
   三分くらいの心温まる短い物語を朗読するだけで,気分が良くなります(福田・楢原,2015)。快経験をつかさどる脳の部位が活性化します(福田他,2018a,b)。朗読をする際に,①声に抑揚をつける②声に強弱をつける③登場人物ごとに声色を変える④発声を明確にする,これら4つのことに気をつけて声を出してみましょう。これだけで,気分が少し?!良くなります。
   声を出すのは大変?それなら,10分くらいで読める短編小説を読むことをお勧めします。ポジティブな小説を普通に読むだけで,気分は向上します(福田・佐藤,2017)。
   この機会に本を読もう!研究の詳細は・業績へ

   ことばのこころ研究室では、私たちが言葉をどのように理解するかについて,心理学的な手法を用い研究をしています。 単語や単文よりも長い文章。その中で私たちはどのように言葉を受け止めるのか、言葉がどのように私たちの中にしみ込んでくるのか・・・心理学の観点から,このような文章理解をはじめとする研究を行っています。

   当研究室では,学内外を問わず,修士,博士をめざす意欲的な学生を広く受け入れています。ことばのこころ研究室で心理学を研究しましょう。
大学院募集要項は、左の欄「・言語・認知・発達心理学研究を志すみなさんへ」よりどうぞ。
法政大学文学部心理学科
法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻
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