三鷹の森ジブリ美術館
’04,5,31
JR中央線三鷹駅を降りて、南口を出て、ジブリ美術館行きのバスが出ているというバス停は、
いったいどこにあるのかなぁ・・・と見渡したところ、左下にジブリのイラストが描かれたバスを発見。
小さくて可愛いバスなので、とっても目に付きました。
往復利用するときは、往復切符をすぐ横にある発券所にて購入します。
私は、帰りは井の頭公園を歩くつもりだったので、片道。
片道のみ利用なら、普通のバスと一緒で、乗車時に直接料金を支払います。
大人200円、子供100円。
小さめのバスなので、すぐに車内はいっぱい。しかも今日は30度を超える暑さ。
娘が、「気分悪くなってきた・・・」と言い出した頃、美術館到着。えかったぁ。
受付の前に、チケット確認のかたがいて、そこで一人ずつチケットを持って受付へ。
入口の扉のステンドガラスには、トトロやサツキ、メイが。
天井にも一面にイラストが描かれていて、その中に、ジブリのキャラが隠れてます。
受付では、一人ずつチケットを渡し、一人ずつフィルムでできた入場券が手渡されます。
ここで初めて気が付いたんやけど、ここって、地下1階地上2階の3階建てなのね。
私、てっきり地上3階建てで、ミニシアターだけが地下にあるのかと思ってた。
なので、受付を通ったら、下への階段を下りていきます。
地下といっても、とっても明るい日の光が満ちてます。
だから気持ち的には、やっぱりここが1階。
なので、今後の文章は、地上3階建てというイメージで書かせてもらいますね。
入ってすぐ左の部屋では、静止したものが動いて見える仕掛けを見せてくれます。
順路はないので、好きなところへ好きなように見に行けます。
次に私達が向かったのは、小さい螺旋階段。人一人通れる幅しかない狭さ。
何々?この階段どこにつながってんの?と思って登り切ったところに
「なんてことないもの 出口」と書かれたプレートが。・・・なんてことないものかぁ。やられた。
その時、私はそう思っちゃいました。で、笑っちゃった。やられたなぁって思って。
その登り切ったところは、中2階。2階から3階への階段の途中の踊り場に出ます。
上に上がると右側にネコバスの部屋。
子供達がまわりにいっぱい並んでました。
一度に15人ずつくらいで、1回5分ずつなので、遊園地のアトラクションとかに比べると、
待ち時間はそんなにありません。(と私は思った)
でも、真横で他の子供が遊んでるのを見ることになるので、
子供達は待ちきれなくて、とっても長く感じるかもね。
1回5分って短いかな?って思ったけど、言うてもネコバスのでっかいでっかいぬいぐるみがあるだけなので、
そのくらいがちょうどいいんじゃないかな、って思いました。
ネコバスの中は、子供が5・6人も入ればいっぱいってくらいの広さかな?
中には、まっくろくろすけがいっぱい。いや、中だけじゃなく周りにも。
ネコバスに登って降りて、まっくろくろすけ投げてひらって。そんな感じ。
あ、そうそう、このネコバスは土足厳禁でした。
後、写真撮影も禁止。これは、全館通してみたいだけど。
ネコバスの部屋から外に出たところにある螺旋階段と登ると、屋上庭園へ。
そこはラピュタの世界。大きな守り神が、そこにいます。
体のあちこちから草が生えてて、足下には、心臓部分かと思われる部品が落ちています。
でさ、そこに白いチョウチョが飛んでたりするのよ。 いいわぁ。
守り神のところから、さらに奥に進むと、飛行石に反応する四角い黒い石があります。
あ〜・・・これなんて言う名前やったかなぁ。思い出されへん。
すんません。役に立たないレポで。(^_^;)
その先は行き止まりになってます。
ネコバスの隣の部屋は、どうやら図書館というか、本がたくさん置いてあるみたいだったんだけど、
子供が、ショップへと続く廊下に向かって走って行っちゃったので、見ることができず・・(T-T)
どんな本が置いてあったんやろう。今度行ったときには絶対行きたいと思います。
で、その廊下には、ピクサー展をしてるからか、それにちなんだポスターや絵が飾られていました。
廊下の突き当たりが、ショップ「マンマユート」 思ったより狭いっす。
フィルムで作ったしおりや、ジブリのイラストのポストカード、ぬいぐるみ類、ピンバッチ、文具類、
ガラス細工に模型、食器類、ジグソーパズル、ストラップ、ビデオや本などがあったと思います。
一つ残念だったのが、お土産の定番の菓子類が少なかったこと。
クッキー1種類と瓶に入った飴(個別包装なし)とペロペロキャンディ(色違い数種)の3点だけ。
ん〜、その日娘が英語教室に行くことになってたんで、お土産を。と考えてたんだけど、
1つ買ってみんなで分けられるようなお菓子がなかったので、正直困ったわ。
ショップから、外へと続く橋を渡り下へ降りると、カフェがあります。
レストラン風のところは満席で、入口のところにいすがたくさん並べられてて、そこに座って待ちます。
私は、子供がそんなに待ってられなかったので、レストランに隣接されてるホットドックショップへ。
そこでは、ホットドック、サルサドックの他に、飲み物とアイスクリームが売られてました。
(他にも売ってたかなぁ・・・覚えてへんわ。)
店の前には、テーブルといすが何セットか置かれてて、その上には屋根もつけられてました。
カフェから、下へ続く階段を下りると、花がたくさん植えられてる、ちょっとした中庭のようなところに出ます。
ここには、壁沿いに薪が置かれてて、その反対側の壁は、ロッカーになってるようでした。
庭の中央には井戸から水をくみ上げる手動ポンプがあり、自由に触って水を出すことができます。
このポンプが、結構力いります。思ったよりは、という意味で。水は少しずつ出る程度かな。
中庭から再度、建物の中に入ると、受付からの階段を下りたところ、1階の中央ホールへとつながってます。
中央ホールの奥には、ミニシアターがあります。
私が行った日には、ピクサーの短編映画3作品が上映されました。
電気スタンドの親子の話と、自転車屋の片隅に売れ残った一輪車が見た夢の話と、踊るのが大好きな羊の話でした。
どれも、おもしろくてよかったです。
最初の2作品には台詞が無く、映像と音楽だけだったのですが、分かりやすくて、子供でも充分楽しめます。
最後の羊のは語りが入ってて(この語り、西村雅彦さんでした)より楽しめました。
シアター内には、窓があり、始まる寸前まで自然の光が差し込んでます。
また、壁や天井にもイラストが描かれていて、これは宮崎駿監督の意向だと説明がありました。
映写機が、ガラス張りの中にあって、自由にその様子が見られるようになっているのも、そのためなようです。
1時間に3回上映され、館内入場時に渡されるフィルムの入場券がそのままシアター入場券になります。
シアターへの入場は1日1回まで。シアター入場時に、券に判が押されます。
中央ホールから2階へ続く階段を上ると、「映画の生まれるところ」の部屋。
机と、デッサン画が所狭しと展示されています。自由に覗くことのできる宝箱アリ。
「ハウルの動く城」の絵も展示されていました。
奥の部屋へ進む程、映画作りの作業が進み、最後の部屋ではセル画が展示されていました。
この部屋の出口から続く廊下の先には企画展示室があります。
今は、ピクサー展が開催されているので、ピクサー作品がたくさん展示されていました。
この部屋で、子供達は、先ほどミニシアターで見たのと同じ一輪車が片隅に立てかけられているのを見つけ、
喜んでいました。 こういうの、見つけると、ホント嬉しいんだよね。
奥の部屋には、ジブリとピクサーが仲良しなんだなぁと感じる作品もいくつかありました。
例えば、1枚の絵の中に、両方のキャラクターが描かれてたり。
ピクサー展の部屋の出口から続く廊下の先に、映画の生まれるところの入口があります。
そして、この二つの廊下は、中央部分で、渡り廊下でつながれています。
トイレは、とってもきれいでした。1階のトイレは中央ホールから2階への階段のところに、
小さなトンネルがあって、このトンネルはなんやろう・・・ってくぐると、トイレでした(笑)
あと、私は利用しませんでしたが、エレベーターもちゃんと設置されてましたよ。確か、2カ所あったと思います。
悩んだのが、出口。どこにあるのかわかんなくて、案内所で聞いちゃいました(^_^;
出口は、カフェのところ。下への階段の奥にありました。 ここで、そっか。と再認識。
カフェは2階にあると思ってたけど、実際はそこが地上1階、なんだよね。
三鷹の森ジブリ美術館のHPを読むと、
「吉祥寺通り沿いに、大きなトトロの受付がある」と書いてあって、それってどこなんだろうと思ってたんだけど、
なんてコトはない、ジブリ美術館の敷地内にありました。
私はまた、井の頭公園内とか、離れたところにあるんだと思ってたので。
美術館のバス停から見ると、本当の受付を右手に見ながら通り過ぎ、少し行ったところにあります。
ガラス窓の受付の向こうに、大きなトトロが座ってます。
館内は写真撮影禁止なので、みんなここで記念写真撮ってました。もちろん私達も。
(あれっ?ここも敷地内やから、撮影禁止なんかなぁ・・・そうだとしたら、ごめんなさいっm(__)m)
以上です。
やっぱり、美術館ですので、遊ぶところと言うよりは、見るところといった感じですね。
子供達は、ネコバスやミニシアターなどが楽しかったようです。
展示物を楽しめるのは、もう少し大きくなってからかな。
私個人としましては、屋上庭園が好きですね。なので、ぜひ、晴れた日に行くことをオススメします。
といっても、チケットは予約制なので、天気は選べませんが。