映画 木更津キャッツアイ〜日本シリーズ〜
〜’03,12,1〜
なかなかやまない秋雨が降りしきる中、見に行ってきました。
とにかく、めっちゃ笑った。おもしろかったぁ〜
なんて言うんやろ?ストーリー的には「ありえねぇ〜」(by.ぶっさん)な展開だらけで、
この展開、ドラマ見てない人って、ついて行けるんやろうか?って感じなんやけど、
私は、しっかりドラマも見てたので、キャッツはこういうもんや。って感じで、笑わせていただきました。
ホントにねぇ、ツッコミどころ満載な映画です。
これ、家で見てたらずーっとつっこんでるね、間違いなく(笑) 映画館なんで、人の迷惑考えて、我慢してた自分だけど、
最後の方、ぶっさんが「ありえね〜っ」って言ったときには、「あんたが一番ありえね〜だろっ」って、
我慢しきれず、声に出してつっこんでしまいました。(^_^;
そう来るか、クドカンっ!あなたの頭ん中は、いったいどうなってるのか、見てみたいぜっ!って感じです。(わかんね〜(笑))
最初、「誰やねん、この人達は?」なおじさんから始まって、渡辺いっけいさんのキャッツアイレオタード姿にまず笑い、
「えっ?えっ?じゃぁ、バンビは?バンビは誰?」と思ってるとこに登場したのが、中尾彬さん。
「おぉ〜っ、ピッタリじゃん?ってか、着物姿がハマってるぅ」(*^_^*)
で、ぶっさんは遺影にて登場。「おぉ?死んでんのか〜、ぶっさん、やっぱ死んだんやぁ。フムフム・・」
と、ココに、ピザ屋のぶっさん登場。いや、彼は「イワブチ」さんだけど(笑)
で、30年後の設定の、おっさんキャッツのメンバーが、このピザ屋のぶっさんに、ぶっさんを語るとこから話は始まるのです。
(書き忘れたけど、渡辺さんは、うっちーの30年後の姿です。)
私的に、この映画で一番印象に残ってるのは、「赤い橋の伝説」って言うバラード系のラブソング。
これいいっ!めっちゃいいっ!キャッツって、ぶっ飛んだ話なんやけど、これが流れるときって、トーンが落ち着くんだよね。
それが、映画を締めてるって感じで、私は、効果的に使われてるなぁって思いました。
しかもっ。岡田君が歌って、櫻井君がコーラスして・・なんて、普通じゃ考えられない組み合わせのハーモニーを聞けるって言うのも、
ジャニーズをこよなく愛する私には、めっちゃ感動的なことだったりするわけです。(*^。^*)
島に流されたとき、浜辺でぶっさんがアカペラで歌う時なんて、じ〜んと来ちゃうんだよね。
サントラ出てるって言うし、もう一回聴いてみたいなぁ・・・
そうなのよ、「木更津キャッツアイ」の一番いいと思うとこは、基本テーマって言うか、話の1本の筋として、
「ぶっさんがもうすぐ死んじゃう」ってのがあるじゃん?
死をテーマにすると、どうしても重くなりがちなのに、これを笑い飛ばしちゃってて、
でも、みんなちゃんとそのことはわかってて、その、重さと軽さのバランスが、すっごくいいんだよね。
でさぁ、あの覆面職人、そこ見るか?って話だよね(笑)
だってさぁ。ポスターのど真ん中に、でっかくバンビが写ってるのに、隅っこのしかも石像のオジーだよ?
しかし、あの写真から、あれだけの覆面作るんやから、彼はある意味凄腕かも(爆笑)
でさぁ、今回もうっちーいいよね。うっちーって、表にはあんまり出てこないんだけど、裏の常連さんだよね?
「木更津〜」って裏を見てから、ビデオとかで表見ると、おぉ〜って思うこと多くない?
例えば今回の、ジョージがバンビのポスター剥がすシーン、ほこらの裏に、うっちーが隠れてた訳やけど、
表見てるときは、全っ然気が付かへんかった。
でも、もう1回見たら、ほこらの裏に隠れてるうっちーが、ちゃんと写ってるんやろうなぁ。
あ〜、そのうっちーが見たいっ!(もう1回見に行けって?・・・DVD出たら見ることにします・・(^^ゞ)
ぶっさん、島で死んじゃって(あの、波打ち際で漂うぶっさんは、結構リアルだった)、でもみんな信じなくて・・・
だからって、そこまで蹴り入れるか?っちゅう話やけど。
みんなで埋めるときは、「え?マジ死んだん?またまた〜」とか思ったんだけど、みんなが、キャッツのかけ声をつぶやきながら
土をかけていくシーンは、ちょっと胸に来た。埋められた土の上から、キャッツマークしたぶっさんの手の指先が出てて、
それが、さらに、結構きました。・・・なのに、この指先を、カニが挟んだって言うだけで生き返ってくるぶっさんって、どうよ?(笑)
あれだけ蹴られても、起きなかったくせにさっ!カニかいっ!(笑)
カニを食べられないぶっさんが、カニによって生き返ったってトコが、いいじゃ〜ん♪
そうそう、みんなに気を遣って、カニめちゃ食いして、
影で吐きながら、「気ぃ使わせんじゃね〜よ・・」って言うとこもよかったわー。(T^T)
でさ、みんなをぶっさんが殴って、うっちーが、「俺殴ってないのに〜」って言いながら、もう1発殴られるという(笑)
筏で帰ってきたとき、みんなヒゲだらけだったんだけど、
最後のうっちーのヒゲ!爆発って感じで、やっぱオチはうっちーしかいないわっ
もう、うっちー最高、おもしろすぎっ!大好きっ♪
漂流してたモー子にゴミが集まって、ゴミンゴになるトコなんて、ホント、「ありえね〜」な展開(笑)
で、どうなるかと思ったら、船越さん登場して。なぜにココで船越さん?だったんだけど、(頭の中はマンハッタン)
船越さんがピストルか?と思いきや、オカリナ出して、やっさいもっさい演奏したら、ゴミンゴが去っていくなんて。
何から何まで「ありえね〜」(笑)
でも、このオカリナのエピソード、なんかでも見た気がするんだよなぁ。なんやったかなぁ。
怪獣が出てくるんやから、戦隊シリーズか、ウルトラマンシリーズか・・・その辺かなぁ。う〜、思い出されへんわ。
他に、うるっときたのが、もうすぐ生まれる、ローズさんのお腹の赤ちゃんの話してるとこで、
「計算狂っちゃって」といった公助に「なんの計算?」って言うぶっさんとか、
「あんたがお母さんって言ってくれないから、この子に呼んでもらうの」と言ったローズさんに、
店の外から「お母さん」ってつぶやくように呼びかけるぶっさんとか、
後、忘れちゃいけないのが、美礼先生が、ジョージを説得するシーンだよね。
「あの子ガンなの。・・・それでも普通に生きてるの。・・・普通に生きればいいのよ」って言うとこやね。
しかもこのシーンのBGMが、赤い橋の伝説と来ちゃぁ、うるっと来るっちゅうねん。
翔さんも氣志團も嶋さんも、今回もいい味出してくれてましたね〜
次回作の、哀川翔主演、ゼブラーマンも、しっかり番宣してたし。
笑ったトコって言うと、いっぱいありすぎて、全部っ♪って感じなんだけど、印象に残ってるのは、
ジョージが脱ぎ捨てたオジーのマスクを、モー子がかぶったまま、円陣組んだとこ。これはウケた。
で、それを、ぶっさんがはぎ取る時、ぶっさんもちょっと笑ってたように見えたのは、私だけ?
後、ローズさん出産の時、ちらっとスカートの中をのぞき見る公助の行動も、なんか笑った。
ぶっさんの部屋で、ユッケに結婚申し込みして、ユッケがそれに韓国語で答えて、
「何言ってんのか全然わかんねー」ってぶっさんが言ったとき、そりゃそうだよな。って納得笑いしちゃった。
でも、なんか通じてて、ユッケに襲いかかったとき、入口の隙間から覗いてる、公助とローズさんに笑った。
「そんな前からかよ」(笑) 私も同じツッコミしちゃいました。
もう一つ思い出した。美礼先生が、ジョージからの手紙で、結婚申し込まれたって思いこんでるとこ。
「大人はそういうもんなの」って言い切る美礼先生に、おぉ〜キャラ全開だぜって感じで、よかったわ。
もちろんこの時、「いやいや、違うやろ。」ってツッコミ入れてたのは、言うまでもありません・・・(笑)
でさ、ジョージの踊る、やっさいもっさい、ウッチャンナンチャンのコントとかでも、同じような動き見たことない?
この動き、ウッチャンにピッタリやなぁ・・とか思いつつ、そんなコト考えてました。
あとはねぇ。ぶっさんとユッケが結婚記念写真撮ってるとこ、好きだな。ぶっさんキャッツのユニフォーム姿だし(*^。^*)
そんで、結婚写真と、遺影を、ついでだからって撮っちゃうとこが、田淵家だよね〜(笑)
見終わって。一番のツッコミどころは、『ぶっさんいつ死ぬねんっ!』ってコトやね。ってか、ホントに死んだんか?
最初のトコで、おっさんキャッツのメンバーが、「ぶっさん、いいときに死んだよな」って言ってたけど、ホントに死んでんの?
ココまで来ると、それさえも怪しく感じてしまうわー。死んでるとしても、つい最近やったとか。
で、写真だけ、せっかく撮っておいたから、ってコトで、若かりし日の写真を使ってるとか。・・・ありそ〜(笑)
何回、あと半年宣告されてることか。あのまま、あと半年、あと半年・・と言われ続けて、めっちゃ長生きしたんちゃうの?
ピザ屋のぶっさんは、ぶっさんの孫とか?娘の子供やったら、名字変わっててもおかしくないもんなぁ。
おっ?!自分で言ってて、めっちゃそんな気がしてきた。どう?こういうの?
まぁ、結局、今回もぶっさんは死ななかったわけだし、これは、続編があるって期待していいってコトなんかな?
そんな噂もちらほら聞くし。期待して待つことにしよう(=^0^=)