Endiess SHOCK ’05,1,17、2,20
今回、ストーリーが一新するという事で、初めてSHOCKを見たときの感動を味わいたかったので、
ネタバレ一切読まず、当日に挑みました。
いつもの事ですが、思い出した順なんで、実際の順番とは違うかもしれません。その辺、ご了承を。
あと、ツバサとリョウの名前が入り交じってます。これ、名前は違うけど、同じ役なんで。
全部どっちかの名前に統一しようかとも思ったんやけど、二人が出てたことも、その両方の舞台を見たことも事実で、
それを忘れずに記しておきたかったので、あえてこうさせていただきました。
読みづらいところも多々あるかと思いますが、そんな訳なので、お許しください。
感想。光一君はどうしても、亡霊役をやりたいらしい(笑) 階段落ちも(^_^;)
話は全く違うって言うてたけど、全くって言う程じゃないわ。似てるトコいっぱい。
確かにツバサが怪我して、義理の兄ちゃんが悪者で、亡霊の兄ちゃんが助けてくれて、成仏。みたいなのはないけどさ。
今回はコウイチ本人が怪我して、コウイチ本人が亡霊。
ツバサの怪我が原因でカンパニーがバラバラになる変わりに、コウイチの怪我が原因でバラバラになる。
まぁ、怪我する原因が全然違うけども。(ここが重要)
そんな中、舞台に立ち続けたコウイチに代わって、今回はツバサが舞台に立ち続ける。
SHOW MAST GO ON。つまりはそういう事。
ブロードウェイを目指すカンパニーの話に変わりはない。それでこそSHOCK。だからこそSHOCK。やけど。
17日。私の席は舞台に向かって右端の方。そのため、オープニング直後に出てきた亮君が見えなかったのよー。
ピアノソロするってパンフに書いてあるのを見て、めっちゃ、めっちゃ楽しみにしてたのにぃ〜っ。
なんてこったい。
悲しみに落ち込む中、亮君の声だけが、会場内に響く・・・ はう。
20日。私の席は2階席ほぼ正面だったので、舞台の様子も、サイドの壁の様子もよく見える。
だから今回は、翼君がピアノ弾いてる姿、バッチリ見ちゃったわ。弾き語りなんて、かっちょよすぎで、ウキウキよ。
私ってば、今回内容が変わってよかった人だわ。と数分後に実感。
だってね、おきまりのフライングをコウイチがしたのを見て、「あ。飛んだ。やっぱフライングは外されへんのやなぁ」と、
たいした感動もせずに思う。(←なんてやつ)
感動じゃないんよね。なんて言ったらいいかなぁ。その安定感に尊敬?ちょっとニュアンス違うけど。
飛んでしまえば遠心力のみぞ知るの世界で、変わらず、たいしたことないさって感じで飛んでるコウイチ。
(顔は真剣そのものやけど)
すごいな、とか思う気持ちは、彼のその、「たいしたことないさ」に乗っかって、どっかへ行ってしまったわ。
同じく、サイドから出てきた二つの四角い枠にも思う。「あ、このマジック(といえるのか?)今回もやるんや。」
しかも今回、端っこの席だったせいで、コウイチ出てきたの丸見えやったし。
いいのよ、いいのよ。だって今は、今までのSHOCKを凝縮したシーンなんでしょ。
今までのSHOCKの聞き慣れた音楽のオンパレードやし。ダンスしまくりやし。
すげーすげー。最初っから飛ばすなぁ。
フライングは、下から見るより、断然上から見た方がいいね。迫力が違うわ。
17日は結構冷めてみてた私やったのに、20日は「おぉ〜っ」って思ったもん。
飛んでくる感じがすっごくリアルで、迫力あって。これこそフライングっ。とか思っちゃった(笑)
聞き慣れた音楽にも、自然と体が動いちゃう感じ。 楽しいわぁ。
今回思ったことの1つが、リョウの出番が多いなぁって事。つまり、ツバサね。
以前までのSHOCKでは、ツバサの出番が少なくて、もうちょっとツバサ出してくれよぉとずっと思ってたんだけど、
今回は、出てくれます。踊ってくれます。嬉しいわっ。
亮君がSHOCKという舞台に立って、いったいどんな力を見せてくれるのかってのも、今回の楽しみの一つだったんですが。
・・・がんばれっ!亮君。 と言う感じでしょうか?
声量がね、まず、全然違うんですよ。今までずっと舞台してきたカンパニーの皆さんとの差は歴然。
台詞が聞き取りにくい。歌もね、NEWSや関ジャニ∞の中で歌ってるときは、亮君上手いよな。と思ってたんやけど。
腹から声が出てない。
一番その辺をひしひし感じちゃったのが、2幕最初の方の劇中劇・シェークスピアのとこ。
シェークスピア劇、ハムレット・リチャード三世・ロミオとジュリエットを演じるコウイチとアキヤマ。
で、二人ともすごい迫力で、私思わず「アッキー上手いなぁ。」と声に出してしまったほど。
そこに亮君も出てるんやけど、全然違うねん、声量がっ。やから、迫力もホント全然違う。
悪くないねんけどね、演技とかは。経験と技術。この差やろうな。
これから鍛えられて、その辺は磨いていって欲しいなと、切に願いますわ。
で、20日のツバサ。
リョウと比べたらあかんって事は重々承知の助なんやけど、やっぱ比べてしまう。
ツバサ、いいわ。迫力負けしてないもん。そこに、ちゃんと存在感がある。こうも違うもんなんやと、思ってしまいました。
それでも、光一君の存在感と迫力は、別格にすごかったけど。
SHOCKの好きなところの一つに、その群舞の美しさがあります。
コンサートとかって、個人のリズムみたいなのに乗って踊ってるトコあるやん?(と私は思ってる)
でも、舞台って、みんなが同じリズム・カウントで踊るでしょ?それがピタッと決まるのがホント好きやねん。
まぁ、これって毎回言ってる感想かもしれんけど。
今回もその辺がピタッと揃ってきれいでねぇ。ターンの早さまで一緒さ。みんな一斉に足を着く。すばらしいわ。
でも、なんだかちょっと違和感を感じる私。なんだ?この違和感は?と思ったんだけど、すぐわかった。
亮君の踊りが違うんや。いや、間違ってるっていう意味ちゃうで。
なんて言うかな・・・光一君とかMAの踊りって、固いねん。カチッ、カチッとしてるって言うか。
ぴたっ、ぴたっ、ってカウント取って踊ってるって言うか、一つ一つキマってるって言うか。
あ〜・・・上手く表現できない自分が情けない。いつものことながら。
それに比べて亮君は、流れるような踊りって言えばいいんでしょうか?柔らかいんですよね。
そう感じたのは私だけでしょうか?
踊りはきれいに揃ってるのに、その身にまとってる空気が違う。そんな感じを受けました。
一緒に見に行った友人曰く、リョウの孤立感を出すために、ワザとそうしてるんちゃうの?と。
う〜ん、そうなのか?そこまで考えてるのか?
翼君がどんな踊りを見せてくれるのか、いろんな意味で、非常に楽しみやぁ〜。
で、20日ツバサ。やっぱり、ツバサの踊りには、違和感全然感じませんでした。
うん。翼君のダンスは、SHOCKカンパニーのダンスなんですね。とけ込んでたわ。
こう言っちゃなんやけど、立ち姿とかは、光一君よりよかったんじゃないかと。
とけ込んでるけど存在感もあって。光一君と並んで踊ると、相乗効果で、二人がすごくきれいに見えました。
1幕最初は、以前のSHOCKに似てるのね。さっき、凝縮シーンって話したけど。
「千秋楽にかんぱーいっ」まで言うた。これも外せなかったのか?(笑)
でも違うとこもある。(←当たり前) どでかいシャンパンが出てくんねん。
アキヤマが、うちの劇場にはお金がないんだぁ〜と、声を大にして訴えてるというのに、
コウイチが、アキヤマの支払いで勝手に買ってきた代物で、
「ア・キ・ヤ・マさぁ〜んっ。シャンパン頂まーすっ」(やったかな?)低い声で言うコウイチには、笑ったわ。
で、この後が、乾杯シーンになる訳。
今回のSHOCKには色恋沙汰も描かれてるのさ。リョウがリカを好きでリカはコウイチが好き。
これ、一目瞭然。今回のSHOCKはストーリーに悩むトコなんてないのさ。複雑じゃないという意味でね。
リカが、汗をかいたコウイチに、タオルを差し出して、汗まで拭いてあげるのね。
汗掻いたままだと、風邪引いちゃうよ、とか言いながら。
それを聞いたリョウが、ワザと、くしゃみすんの(可愛い〜♪) リカにアピールするために。
それを聞いたリカは、リョウにもタオルを渡すんだけど、それが雑巾なのね(^_^;)
それに気付いたリョウは、「雑巾かよ・・・・」って寂しげにするのに対し、
ツバサは「・・って雑巾かよっ」と、雑巾を床に投げつけて、そこに笑いを誘うの。
二人の役柄の受け止め方の違いが、一番分かりやすく表現されてたシーンだったなぁと思います。
千秋楽打ち上げシーンの後、みんなバイトに出かけるため、出て行くのね。コウイチも。
その時、車が、真っ赤な車が飛んでるのよ。ペラペラ張りぼてちゃうで。しっかりした車さ。
「く・・車飛んでるし(笑)」と声に出したのは私だけ(^_^;) 吹き出したのも私だけ(笑)
ワイヤーで吊ってるか、黒い柱とかで支えてるのかと、どうして車が飛んでるのか気になって仕方ない。
そ、そしたら。車が回転したっ。正面向きよった。
(それまでは横向きで傾いてんねん。客席は車の斜め上から見てる感じに)
ワイヤーちゃうやん。柱も見えへん。
え〜っ、どうやってあの車、空中に固定さしてんの〜っ。と、話に関係のない事に頭使ってる間も、舞台は進む。
結局わからんかった。どうやって飛んでるのかも、そんなコト考えてる間の話も(^◇^;)
私ってば、20日もどうやって飛んでるんやろうって考えながら見てました(笑)わからんかったけど。
この車が、もう1回出てくる。パンフレットによると、劇場の屋上のシーン。
この屋上のシーンがね、私、好き。
黄昏れちゃってるのよ、コウイチが。屋上の手すりに両腕乗せて、星空(?)を見上げながら歌うのさ。
これまた、雰囲気のある歌を。このシーンの時の空気、甘いわ・・・////
うひゃぁ。見てるこっちが照れてまう。ちょっとぉ、ドキドキするじゃんよぉ。
この曲作ったのって、光一君なのかなぁ。っぽいなぁ。と思ったり。(実際は違うみたいやけど)
この時、下では、子供時代のコウイチとツバサと、もう一人はアキヤマ?がダンスするのね。
その頃交わした会話と共に。すっごく仲良さげで、そんな頃から一緒に夢見てきたんやなぁって。
でさぁ、この時やったと思うんやけど、コウイチがね「稽古してるところを人に見られたくないんだ。」
みたいな事を言うのよ。それ聞いて私は思った。
そういや、今回光一君本人も台詞書いてるって言うてたなぁ。これって本人の考えが反映されてるんかなぁ、やっぱり。と。
って事は、他にも彼の想いや考えが反映されてる台詞があるんかも。
って、この時は確かに思ったんやけど、
その後、そんなコトすっかり忘れてて、そんな台詞があったのかどうか記憶にない(^_^;)
え〜と、なんの話やっけ? そうそう車よ。真っ赤な車。
みんなが、千秋楽後のセットをばらしに行くんやけど、なぜか光一は車に乗っていくのね。
そこは屋上やというのに、その向こうにやっぱり飛んでる車。
おまえは空飛ぶ絨毯かっ。としょうもないツッコミを入れたくなるのは、関西人の悲しいサガか?(笑)
それになんの疑問もなく、乗り込もうとするコウイチ。
その車はオープンカーなので、扉を開けずにまたがって乗り込もうとするんやけど、足が扉にぶつかんねん。
「傷がっ・・」「売ろうと思ったのに売れないじゃないか」みたいなやりとりもありつつ(アキヤマとね)
最後には「足が上がらない〜。」と言い、アキヤマにおしりを押してもらいながら何とか乗り込んだコウイチ。
最初の足がぶつかったのは、演出やったんかアクシデントやったんか。
気になるわぁ(笑) 次回への楽しみがまた一つ増えたわ。
で、20日。このやりとりはなくて、すんなり車に乗り込んだコウイチ。
「今度F1の話でもゆっくり話そうぜ」みたいなことをアキヤマに言うと「みんな聞いてないよ」と返される。
でも、そんなコトは気にもせず「ミシュランとブリジストンの違いとか」というと、
アキヤマが「あっ、タイヤの話ね」って答えて、「オレ、わかった(=^0^=)」って喜ぶところがよかったわ(笑)
そりゃ、何かにつけてあれだけ聞かされてたら、そのくらいの知識は、身に付くよな。と思う私。
翼君と亮君の写真、2枚あるうちの1枚がエプロン姿で。
「えっ?エプロン?・・いったい今回のSHOCKって、どんなストーリーやねん」とわくわくしちゃったんやけど。
アルバイト先のシーンでしたわ。なるほど。納得。
このアルバイト先のセット、どっかで見た事あるような気が。前のSHOCKの移動中の電車の中のセット?
そうなのよ。セットの使い回し、いっぱいあったわ。舞台裏とか楽屋とか。
そりゃそうよね。使えるもんは使わなきゃね。
話変わったって言うても、ブロードウェイ目指すカンパニーの話に変わりはないわけやし。
SHOCKはSHOCKに変わりないわけやし。ま、それはいいとして。
その喫茶店?の様なバイト先から、あれは劇場の外?そうそう、今回アッキーは劇場の経営者って言う設定やった。
壁にポスターが貼ってあって、そのポスター内容にあわせて踊るメンバー。
1枚目がマシンガンのイラストのポスターで、ダダダダダダッ。とみんなでマシンガンを撃つポーズをするのね。
この時のツバサがかっこよかったわぁ。間違いなく、私は撃たれました(笑)
そんな中、光一君だけ、みんなとは違うポーズ。
腰に手を当て、だだだ・・に合わせて腰を振る。で「マイマシンガン♪」と一言。(^◇^;)もう、好きにやって。
2枚目がマリリンモンローのポスターで、モンローおきまりのポーズ(スカート押さえるヤツ)をリョウと一緒にするコウイチ。
かわいいわっ。可愛いわよ、コウイチっ。光一君って、こういう事すんの、ホンマに好きやなぁ。
3枚目(やったと思う)がSHOCKのポスターで。聞き慣れた音楽が流れたと思うと
「飛ばなきゃっ。」と言って、フライングしようと助走するコウイチ。
でも、ワイヤー付いてないし、もちろんフライングするはずもなく。
で、舞台の端でフリだけして止まったコウイチの横で、同じように助走してたアキヤマがそのままフライング。
そのまま奈落へ落下(笑) そんな秋山に向かってメンバー全員で手を合わしてるし。
しかも、「チ〜ン」って言う効果音付き。おもしろ〜い。
その後は、壁がめくれてきてみんなで支えてるんやけど、最後には光一君の頭の上に落ちるという。
めっちゃベタなオチ(^_^;) ははは。
みんなでドライブしようという話になって、ツバサがリカを「バイクで行こう」と誘うんだよね。
えっ?バイク? ・・・まさか。と一瞬よぎったイヤな予感。
そしたらコウイチが
「バイクはやめといた方がいいよ。なんかイヤな予感する。バイクで走ってたら吊り橋がバーンって落ちて
すんごい怪我とかしちゃって、そしたら先生が出てきて「大腿部複雑骨折(って言ったと思う)です」とか言うんだよ。
そしたらオレが「踊れますかっ?」って聞いたら
「踊る?何をバカな事をっ!」(この時、声変えるという小技あり)って言われたりするんだ」
みたいな事を、一気に一人芝居しながらしゃべっちゃってくれます。これがおもしろい。
しかも、私なんか、一瞬よぎったシーンをそのままコウイチが言うてくれた訳やから、ツボにはまったわよ。
こんな感じで、過去のSHOCKネタもちりばめて、そこは笑いに持ってくとこらへんが、さすがやなぁって思うわ。
この後やったかな?誰かが(リカやったと思うんやけど)新聞記事を持ってくんねん。
コウイチの舞台が大好評で、大きく取り上げられて。この新聞記事の様子、サイドの壁に映像で映し出されます。
記事の内容はわからんけど、大きなコウイチの写真が載ってるって事はわかる。
で、この新聞記事をきっかけに、オフからオン(と言うらしい)の世界に進出することになります。
が、またこれをきっかけに、カンパニーの仲にも、亀裂が生じ始めます。この時はまだ小さいものやけど。
ツバサを含めカンパニーのほとんどは、オンにいけると喜ぶんやけど、
アキヤマは、そうなったら自分の劇場はどうなるんだと。アキヤマの劇場は、オフやから。
コウイチは、オンでもオフでも関係ない。最高のショーをするだけだとおっしゃって。
その一言で、オンでステージをすることになる。 確かそんな感じだったと思う。
で、ココから、オンでのショータイムに突入するんやけど。さすがはオン、てことなんでしょうか?
派手ですわ。何がって、セットが、衣装が。おぉ〜、オンってこういう事なのねー、とこの時やっと理解する(遅い?(^◇^;))
パンフレットを見て、この時のを「ワールドアドベンチャーU」と言うことを知りました。
20日、上から見てると、サイドの壁に「ワールドアドベンチャーU」(英語で)と流れる文字が移ってました。
そしてその後に、「KOICHI DOMOTO」ってのも、流れてたのを、バッチリと見ましたわ。
ホントにね、その名の通り、世界各国をそれぞれに表現した曲とダンス。
それが、どの曲をイメージしたものなのかって言うのは、国旗が出てくるのでわかるようになってます。
ただ、中には、それってどこの国?って言う国旗もあったけど(笑・私が無知なだけですね。)
曲目見ても、どれがどれかわからんのやけど、最初はブロードウエイを表す、ぴかぴかのステージから始まったのは覚えてる。
このシーンは、今までのSHOCKにもあったと思う。
レ・ミゼラブルの看板とか飾られてる前で、キラキラスーツを着たコウイチが、
キラキラ・ひらひらドレスを着た女性の方々と踊るの。 これが、アメリカなんやろうな。
で、この後がジャングル。イヤ、今回は、これをジャングルと呼ぶんかどうか知らんけど。
とにかくジャングルの衣装で出てきて、たいまつ持ってる。
でも、17日のたいまつ、炎の付きが悪かったらしく、左手で持ってるヤツの火が、すぐ消えんねん。
光一君も、何度もつけようとしてたけど、結局上手く付かへんかったんよね。
おぉ〜、ジャングルするんやぁ。まぁ、人気高かったもんなぁ。と、やっぱり冷静に見てる私。
と、そこに真っ白な網が、するすると降りてきまして。 あ?網? 網で何すんねん。ワイヤー付き?ま・まさか・・・
と思った瞬間。 はい。王子は期待を裏切りません。
新バージョンのフライングですわ。網に掴まって飛ぶんですけど、その姿がどう見ても囚われの身。
白い網の中にすっぽりくるまれて、ジャングルで罠にかかって捕まった。って感じにしか見えん。
これは、あんましかっこよくないよね? ごめん、私ちょっと笑っちまった。(^◇^;)
次がたぶん中国。リョウ他メンバーが、カンフーするみたいな衣装で登場。
踊りもそれっぽかったと思う。え・・っと、太極拳?少林寺?よくわからんけどそんな感じの踊り。
翼君、キマってたよ。紅白のカンフー衣装でね。姿勢がいいのかな。
カンフーのポーズが、ビシッと決まってたわ。(これって、ファンの欲目かなぁ。違うよね、)
次がタップ。まずは、黒人のダンサーさんが出てきてん。たぶん、ブラジル?
次にカンパニー。たぶん、イタリア?・・違ったかな。う〜ん。記憶が曖昧やわ。
これはすごかった。大人数で行われる、ピタッとあったタップは、迫力あったわぁ。
正直、「ホンマに本人がタップしてるんか?音だけ録音ちゃうんか?」と疑ってしまうくらいでした。
なので、ついつい視線が足下に。でも、音とピッタリ合ってたんで、本人がちゃんとやってるものと思われます。
すんません、こんなやつで。なんというか、それほど、このタップがすばらしかったと言うことなんですよ。
このタップはね、リョウやMAだけでなく、コウイチもちゃんと参加してましたよ。
(コウイチの足下も、じっと見つめてしまった・・・ごめんなさい。(^◇^;))
見た目、華麗なダンスしてるのに、足下ではしっかりタップのリズムを踏んで。 尊敬です。
と、ここで、どっかで聞いたことのあるようなギターの音が・・・
えっ?もしかしてアンダルシアすんの?と思ったのは、絶対私だけじゃないはず。
だって、照明も、その瞬間、真っ赤に変わったし。ぎょえっ。アンダルシアするんやぁ。
と思ったのもつかの間、似てるけど、聞いたことのない曲が流れてきたので、違うって事を理解します。
でも、国はスペイン(だと思う)。似てる。限りなく似てる。
アンダルシアなくなったと思ったらスパニッシュがあったように、ジャングルと同じく人気のこれは外せないのね。
手をパンパンと肩越しに叩き、足も力強く鳴り響かせ、帽子だってちゃんと投げてくれちゃったわよ。
あぁ・・・かっこいい。やっぱ似合うわ。光一君、こういうの。
なんかね、一輪のバラくわえてそうな感じ(笑)。ね、そういうの、王子ってば似合うじゃん?(∩.∩)
お決まりだろうが、なんだっていいわ。かっこいいもの。これでこそショーよね。
で最後が神殿?パンフによると。そういや後ろに、神殿のようなセットがあったような・・・
このシーンで、あのロープぐるぐるをやってくれたんやけど、今回はすごいよっ!
上からロープがするすると下りてきたかと思うと、コウイチが素早くやってきて、アキヤマの影で何かやってる。
えっ?もしかして、足にロープ掛けてる? 席位置的にその様子が見えてた私は、イヤな予感。
そして、予感的中。
コウイチってば、手じゃなくて、片足のみロープに繋がった状態でグルグル回りやがった。
きゃぁーっ。やめてーっ。足やで?手ぇちゃうんやで? 何かあっても掴まれへんやんっ。
あかんて、そんな命かけるような事したら。見てるこっちの寿命が縮むよ。
下でロープ回してるアッキー、毎回こんな思いしてんのかなぁ。責任重大やんなぁ。
ちょっと可哀想な気もするけど、しっかり回してね、アッキー。と胸の前で両手をあわせる想い。
17日は、その衝撃にドキドキするだけやったけど、少しは冷静に見られた20日。
わかったこと。
手を離して片足だけで大回転する前に、まず最初に小さくコウイチ自身が回転すんねん。
そうすることで、足首にロープを巻き付けて、ロープから足が抜けへん状態にして、固定してたんや。
うわぁ・・足痛そう。でも、なるほどなぁ、と感心。
それでも、もしかしたら抜けるんちゃうか?って言う不安が無くなる訳じゃないから、ドキドキしたことに代わりはないんやけど。
ここで、オンでのショーの1幕終わりという設定らしく、楽屋のシーンに映ります。
楽屋シーンのセット、思いっきり使い回しじゃん。まぁ、同じ楽屋って設定やもんな、使えるもんは使わなきゃ。
ここで、リョウがスタッフのせいで、出るタイミングがうまいこといかんかったと怒り出します。
それってどこやったん?そんなシーンあったっけ? と考える暇も与えられないまま、ハイスピードで話は進む。
(20日見て、それがスパニッシュの前やったとわかった(ツバサがそう言うた)んやけど、
そんなシーンがあったかどうかは、結局わからずじまいやった。・・残念っ)
「舞台は生き物やから、トラブルに応じて対応するのは当たり前のことだ」というコウイチに対し、
「毎回きちっと、変わらないものをやるのがプロの仕事だっ」というリョウ。
バチバチッ!と火花を散らせ、真っ向対立。ここが、今回のSHOCKの話のポイントね。
この台詞も、光一君の考え、反映されてるっぽくない?きっと両方の考えを光一君は持ってるような気がする。
で、2幕開始のベルがなり、険悪な雰囲気のまま、みんな舞台の準備をしにいきます。
そしてリョウは「・・・Show mast go onかよっ」と言いつつ、コウイチをにらんで楽屋を出て行くんやけど、
その時、小道具としておいてあった刀を持って行くのを、私は見逃さなかったわよっ。
ただ、この時は、なんであんなん持って行くんやろ?って思ったくらいで、
これがあの事件の伏線になってるとは、おもいもよらなかった。
事件の真相を話すリョウのシーンを見たときには
「あぁ、私ってめっちゃいいトコ見てたんやん。」と自画自賛したほどよ(笑)
オンの2幕が始まって、何かなぁと思ったら。ジャパネスクショーですよ。
舞台いっぱいの大きな屏風から、お姫様に扮したリカが、傘を持ったアキヤマ(?)と登場。
と、そこへ曲者が。姫様を奪おうとします。これが、リョウの軍。A.B.C.もリョウ軍ね。
そうそう、リョウは、左側の壁から出てきたんよね。でね、壁から飛び降りて舞台に登場したわ。
姫を守るMAはコウイチ軍。リョウ軍とコウイチ軍の闘いが繰り広げられます。
ジャパネスクですからね。この闘い、もちろん殺陣ですっ(=^0^=)
で、両軍がしばらく闘った後、コウイチが客席から登場します。
でも、出てきたときは、全然わからへんかった。
いきなり客席にスポットライトが当たって、なんだ?と思ってそっちを見ると鎧姿に兜を目深にかぶった姿が。
そうなのよ。かぶってる兜が顔半分くらい隠してて、誰だか全然わからへんくて。
横にいる友達と「誰?」「そりゃ、光一君やろ」「そうやんなぁ。それしか考えられへんよなぁ」みたいな会話をしたくらい。
このコウイチは、ゆっくりと客席を歩いて舞台に向かいます。
前みたいに駆け抜けて、気づいたときにはいなかった。なんて事はありません。
舞台に上がって兜をとったときはね、会場の例にもれず、私もおぉ〜と声を出してましたわ。
そこから、すんごい迫力の殺陣、殺陣、殺陣。
殺陣ってさぁ、やってるやってないがすごく出るじゃん?時代劇とか見てても。下手やとシラケるんよね。
初めてSHOCKを見た日の殺陣よりも、数倍迫力があって、上手かった。腕上げたなぁ、みんな。
ツバサがセンターに出るとね、ちゃんと翼君に目がいくのよね。見劣りしないわ。
さり気なくイリュージョンもあったわ。これのおかげで、コウイチ軍が星組、ツバサ軍が月組とわかった。
メインカラーも、コウイチが白でツバサが青。そういやみんなの着物、その色で統一されてたわ。
今回のジャパネスクは長いよ。とにかく殺陣シーンが今までになく長かったなぁ。
コウイチとリョウで、お姫様の奪い合い?
長いなぁ・・と思った頃、後ろに例の「階段落ち」セットが登場。 えっ?!もしかして今年も階段落ちすんの?
もうね、階段セットは開いた状態で出てきたから、その前で、未だ殺陣は続けられてるんやけど、
階段落ちを今年もするのかと思うと、気が気じゃなくて、頼むからそれだけはやめてくれ。とか思いながら見てて、
その辺り、何やってたのかあんまり覚えてないんよね。
階段が合わさった辺りから、コウイチが階段に登るたび、えっ?落ちんの?ってそればっかりが気になって。
終いには、リョウが階段登ったの見ても、えっ?実はリョウが階段落ちするって言うオチ?、なんて事はないよな。
なんて考えたりして。(でも、不思議と階段登るアキヤマ見ても、彼が落ちをするとは考えなかったわ)
そして。
階段登る前に、リョウ軍に鉄砲で、だだだだだっ。と撃たれ、倒れるコウイチ。
階段落ちの前に、これで普通死ぬんちゃうん?なんて事は考えてはいけない(笑)
起きあがったコウイチは、残るリョウ軍の残党を切っていくのです。なんて生命力。(だからぁ〜・笑)
階段を登るツバサを追うコウイチ。その後ろからアキヤマ。
コウイチがツバサに斬りつけると、持っていた刀を落とし、両手を広げてみせるツバサ。
これは、ツバサがワザと落としたんだと、後のツバサの真相告白のシーンでわかる。
刀を落としたツバサに、変わりの刀を渡そうと、アキヤマの刀を受け取るコウイチ。
その時、一瞬、現実に戻んの。ジャパネスク演じてるコウイチから、カンパニーのコウイチに。
ジャパネスクしてる間中、一切の台詞がないんやけど、
刀受け取った瞬間、アキヤマを振り返って「アキヤマっ」って叫ぶのよ。
このシーンね、20日では「アキヤマ・・・」ってとまどったように、つぶやくように言うのよね。
それ見て、「何?真刀?」と思った私はすごい(自画自賛・笑)。
でも、あ、重さが違うんや。って思ったんよね。(だからみんなわかってるって)
真刀だと気付いたコウイチ。でも、その刀をそのままツバサに渡します。
刀をすり替えたのはツバサ自身。渡された刀が真刀だと言うこともわかってるのね。
だから、ためらいもなく刀を差し出すコウイチに、とまどいを隠せないツバサ。
刀を受け取り、二人、最上段まで登ります。
近づくコウイチ。後ずさるツバサ。
ツバサは「ぅおぉーっ」(やったかな?)と叫びながら、
竹をすぱっと斬りつけ、コウイチに、本物だぞっ、とアピールします。
切り落とされ、落ちていく竹を見て、自分が渡したのが真刀だと気付くアキヤマ。そして、二人をただ見つめる。
ツバサは、コウイチがここでやめると思った。
アキヤマが止めてくれると思った。
ツバサは、ただ、
「何があってもショーは続けなくてはならない。」
「舞台は生き物やから、トラブルに応じて対応するのは当たり前のことだ」
と言っていたコウイチを、ギャフンと言わせたかっただけ。続けられない状況を作りたかっただけ。
なのに、コウイチはそんなツバサを相手に芝居を続けます。挑発し続けます。
だから、ツバサも、芝居を続ける。続けるしかなかった。
そして・・・ツバサは、その刀で、コウイチを斬りつける。
白い扉に飛び散る血しぶき。
真っ赤に染まるコウイチの顔。
「・・・とうとうSHOCKで血を見ちゃったよ。おぉ・・・・っ」つぶやく私。
もうね、それだけで、展開がすごすぎてついてけない。どう見ても切ったのは首筋。死んじゃうじゃんかよぉ。
切られたコウイチを見て、腰を抜かすアキヤマ。その場に崩れ落ちるリカ。
そして、ここでトドメ刺されます。私に。
最上段からの階段落ち。血を見ただけでも衝撃的やったのに、落ちるの?落ちちゃうのぉぉぉーっ。
心臓に悪いから、ホント、これやめていただきたい。
他でこんなに衝撃与えてるんやから、光一君本人が、こんなに体張る必要ないよぉ(;>_<;)
このジャパネスクで1幕終わりなんやけど、最後どんな終わりやったか覚えてない。
階段落ちてきて、その後コウイチが立ち上がったのか、そのまま動かへんかったんか、記憶にない。
幕が下りた後、休憩に入り、ちょっと冷静さを取り戻した後、友人が
「あれだけ顔真っ赤やったから、幕間になって良かったわ。拭いたりとかせなあかんやろうしなぁ。」
・・・そう言われればそうね。
この後どうなんのか。切られたコウイチは無事なのか?切ったリョウは無事なのか?
今までにない、あと引く終わり方。ドラマの「続く・・・」みたいや。
パンフレット見ながら、そういえば、石川直さんって方、全然出てないことに気付く。
20日。しっかり見てきたわっ。
階段を転がり落ちていくコウイチを、最上段から見つめるツバサ。
自分のしたことの大きさに震え、じっと自分の手を見つめ、その場にうずくまる。
階段の前に薄い幕がおり、倒れていた光一は、かろうじて立ち上がります。その腹部に刺さった刀。
えっ?斬られたのって首やったんちゃうん? えっ?お腹?いつ斬ったんやろか。
と言う疑問もありますが、それはまぁいいとして。(首やったらやっぱり死んじゃうから、お腹って事にしたんかな?)
立ち上がったコウイチは、自分の手で、刺さった刀を抜き取り、再び、倒れます。
倒れた光一は、その舞台と共に、奈落へ。
ステージより下がっても、ちゃんと演技し続けてたのが、2階席からよく見えたわ。
「ちゃんと演技続けてる〜」って、当たり前の事やのに、嬉しかったりして。
まぁ、彼の事やし、上からちゃんと見えてるって事、承知の上やったと思うけど。
2幕。あの後コウイチはどうなったのか。気になって気になって・・・
アキヤマが現れて、コウイチは重体であることを説明するんやけど、迫力ってか雰囲気満点。
この時、右壁の中では病室のシーン。医者が懸命に処置してるんやけど、無情にも流れる「プーッ」という機械音・・・
なに?なに?これって、やっぱり、死んじゃったって事?
流れ出した音楽は、「死への招待」
もう聞くからに、死の世界?えっ?やっぱりそういう展開?と思ってたら出てきたセットはなんと十字架。
真っ暗なステージに浮かび上がる、真っ赤な、大きな、十字架。
この真っ赤な十字架の前に置かれた、いわゆる普通の十字架から現れたコウイチ。
ぎぇっ。2幕早々、主役は亡霊か?ちょっと待ってよ。どうなんのよぉぉぉ〜。
と思ってたんやけど、この辺のコウイチが、またかっちょいいんだ。白いブラウスがこれまた良くお似合いで。
周りには亡霊みたいなのがいっぱい。
逃れようとするコウイチの体に亡霊がまとわりついて、つかんで離さない。
コウイチはこのまま、亡霊達に連れて行かれてしまうのか。
で、この後、シェイクスピア劇に入っていくねん。
ストーリーのつなぎ役として、アキヤマ登場。「最近、コウイチの夢をよく見るんだ。」と語り出す。
そう、これから始まるシェイクスピア劇は、アキヤマの夢。
自分の罪に思い悩むアキヤマに「復讐をっ」と言いながら、大きな十字架のセットに現れるコウイチ。
この時点で、すでにハムレットへと入ってる。
このシェイクスピア劇がねー、深いよぉ。
ハムレット、リチャード三世、ロミオとジュリエットの3作品をするんやけど、全て死に関わるシーンやねん。
でね、台詞が上手いこと、現実世界とリンクしてんのよなぁ。だから、劇中劇やねんけどリアル。
リチャード三世とか、迫力がハンパちゃうで。すごかったなぁ・・・
そんな中、ロミオは今までに見たことのない劇中劇だったんで、その分新鮮でした。
しかも、ロミオやでっ!ロミオ。光一君がロミオだなんて、似合いすぎですってば。
ロミオを演じるコウイチ王子はイメージにぴったんこで、なんかわからんけど嬉しかった(笑)
ジュリエットが死んだと勘違いして、毒薬を飲んで死んでいくシーンは胸が締め付けられたし、
息絶えたあとの、目をつぶったまま横たわる彼は、あまりにも美しく、ブルーの照明の中でそこだけ光が当たってるような。
でね、17日より20日の方が、メイサちゃんが断然いい。17日は、正直ほとんど印象に残らんかったのに。
見てて、鳥肌立ったもん。メイサちゃん(役名リカやったっけ?)がロミオの後を追って短剣で自害するとことか。
ちょっと引き込まれて、劇中劇やって言うのに、感動したし。
あぁ・・・光一君がロミオ役のストレートプレイが、普通に見てみたい。と思ったのは私だけじゃないはず。
でも、この劇中劇、この、コウイチ扮するロミオが、死んでしまったシーンで終わるんよな。
あぁ・・・さっきの亡霊シーンといい、イヤな予感。
と、ここで現実世界に戻り、アキヤマが、ピアノを弾きながら登場。
翼君だけじゃなく、秋山君もピアノ弾けるんやね。これがなかなか上手で、いやぁ、ジャニーズって、皆さん本当に多才ね。
舞台手前でピアノを弾いているアキヤマ。
その時、舞台奥では、リカが、看護婦さんと話をした後、何かを受け取る。
この「何か」は、コウイチがいつもしていたネックレス。
看護婦さんから聞いた話をアキヤマに伝えようとするんやけど、アキヤマが一人でしゃべって、
リカが言い出せないまま、誰かに呼ばれてアキヤマが行ってしまう。リカも退場。無人になる舞台。
そこに、コウイチ元気良く登場。
あれ?さっきアキヤマ、コウイチはめっちゃ重傷って言うてなかったか?
そやのに、この元気っぷりはどないやねん?さっきまでのはなんやったんや?
まぁ、過去には複雑骨折してた人がバルコニーから飛び降りて、華麗なダンスしたって言う実績もあるSHOCKですから、
重傷だった人が、元気に登場しても不思議じゃないか。と妙に納得する私(笑)
コウイチってば、自分でマツケンサンバを歌いながらの登場やで。もちろん振り付き(笑)
ここ笑うとこやんな。・・・ごめん光一君、失笑してしまいましたわ、わたくし。(笑ったことには違いない?)
しかもその後、大股開いて舞台に寝転がって足を開き、股間押さえて、
「見ないでっ」だったか「どこ見てんのよっ」だったか・・・ε-(_- )ハァ 光一君の好きそうなネタや。
20日は、乙女チックに登場やったわ。
台詞なんて言うてたか全く覚えてへんけど、自分で「今日は乙女チックにしてみた♪」と言ってました。
その後出てきた黒人の女性のダンサーさんとのダンスは、よかったわぁ。
この女性、コウイチに向かって英語で話しかけてんのに、コウイチは普通に日本語で返してんねん。
それで二人の間では、会話が成り立ってるという、不思議な世界が普通に流れるSHOCKの世界。
ここで使われてる楽屋のセットは、思いっきりの使い回し(言葉悪い?)やったわ。
黒人女性がはけた後、リカ、再び登場。
光一を見つけ、一瞬びっくりするが、「コウイチ」と呼びかける。この後の光一の行動が、さっきも書いた大股開きね。
でまぁ、一通りやり終わって立ち上がったコウイチに、こっちはマジなリカが近づく。
そして、さっき看護婦さんから受け取ったネックレスをコウイチに渡す。
この時触れたコウイチの手の冷たさに、愕然として立ちつくすリカ。
何か言おうとするんだけど、そこに戻ってくるカンパニーのみんな。
この時のコウイチとMAの掛け合いがおもしろかったわ。
みんなを驚かせようと、最初隠れてて、リカに「コウイチは?」ってMAが聞くのね。
でもなにも言わず、どこかへ行ってしまうリカ。
「やっぱりいないじゃん」「あんなに大怪我してたんだから」と話すMAにすっと近づき
「もう死んでたりして」と相槌を入れるコウイチ。それに気付かず話を進めるMA。
「責任感があって」「厳しくて」と話すMAに「でも王子で」と合いの手を入れ
「最近はそうでもない」とアキヤマが言ったところで、はたっ、と気付くMA。
「ん?」「ん?」「ん?」と端から順に振り向き、最後のアキヤマが「ん?」と振り向いたところで、
コウイチと顔を見合わせ、二人揃って「わぁーっ」と叫びながらびっくりします。
この時コウイチは「アキヤマの顔を至近距離で見ちゃった」と(笑)
この辺のやりとりが、すっごく息が合ってて、光一君とMAの仲の良さがにじみ出てる感じで、よかったです。
みんなに、カンパニーのメンバーの現状を訪ねるコウイチ。
そしてコウイチは知る。今も一人で、舞台に立ち続けているというリョウを。
ぎりぎりな感じで一人がんばってるというリョウに活を入れに行こうっていう話をみんながしてるとき、
リカはどこかに電話をする。病院に、事実を確認するために。
これ、右の壁の中(オープニングでツバサがピアノ弾いたとこ)で行われるから、
17日は、こんなシーンがあったことさえ気が付かんかったわ。
ステージでは、、今もダンスし続けるツバサの姿が。
自分のしてしまったことの大きさを背負いながら、それでも舞台に立ち続けるツバサ。
そして、この活を入れに行くシーンで、コウイチは再び客席から登場するんよね。確か、やらっちと一緒に。
この時は、兜もかぶってないし、光一君の顔がこれでもかってくらい見えます。
しかも、さっきほどではないにしても、走り抜けたりしないで、ちょっと早歩き程度の速度で客席を進んでいくんよね。
今回の通路側に座った方は、本当においしいと思うわ。
ツバサに再会したコウイチは、また一緒に踊ろうと、挑発する。
でも、最後まで踊ろうとしないツバサ。そしてコウイチに「なんで戻ってきたんだ」と。
で、ここで、リョウの告白があるんよね。
とにかく、あの1幕ラストの階段での事件の真相を告白するリョウ。
「あの刀を真刀に変えたのはオレだ。」と。そしていつの間に現れたのか、後ろには大階段。
そこへ駆け上がりつつ、あの時の状況と自分の心情を語り出す。
「どうして舞台を続けたんだよ。」「どうして止めてくれなかったんだよ」
・・・書いてて改めて思ったけど、自分が仕掛けた事やのに、なんて他人任せなお言葉。(笑)
この独白。リョウの見せ場って感じで、亮君、迫真の演技って感じで、すごかったよ。
もちろん、翼君の迫力も、すばらしかったわ。
そして、どこに持ってたんだか短剣を取り出すツバサ。
君はステージにいつも短剣を持って出てるのか?それとも予知能力者?なんて事は、例の如く考えてはいけない(笑)
その短剣を握りしめ、これまたいつの間に現れたのか、リカの元に駆けだし、
「これでオレを刺してくれ。これしかオレは救われないんだ。」
・・・これって、冷静に考えると、めっちゃ自己中な男の台詞じゃない?(冷静じゃなくても?)
だってさ、自分の好きな女に、殺人者になれって言うてるんやで。
自分が背負ってしまった苦しみを背負いきれなくなって、同じ重荷を好きな女に背負わせようとするなんて。
ちょっとちょっとツバサ。これってどうよ。ちょっとひどくない?
あぁ、今回のSHOCK、細かいことにいちいちツッコミ入れたくなるわ〜。
んで、渡された短剣握りしめて、ツバサと向き合うリカに、コウイチを始めみんなが止めにはいる。
真剣なリカの顔。そして、もう一つの真実を語り出すリカ・・・
「コウイチは、病院で息を引き取ったの・・・」それを聞いて「何を言ってるんだ」と笑い飛ばすコウイチ。
「コウイチが帰ってきて、みんながまた一つになれるなら、それでいいと思った」 ・・・でもなれなかった。
「ごめんなさいコウイチ。こうするしかないの・・」
そういってリカは、コウイチを刺す。そしてツバサに振り返り、「あなただけが苦しまなくていいのよ」と。
リカがコウイチを刺した事実に、その場にうずくまって顔を伏せ、その状態から動けないツバサ。
刺されても死なないコウイチ。 そして、自身も真実を知る。
リカに近づくコウイチ。
「こうして触れているのに、あなたは冷たくて、こんなに近くにいるのに、あなたを感じることができないの・・・」
(泣)う〜・・私、こういうクサい台詞に弱いんです。やばい、泣いちゃいそうやぁ〜っ。
また、この時の演技が、メイサちゃんウマいんだっ(泣)
コウイチに抱きかかえられながら、コウイチの頬にそっと触れる・・・ みたいな。
みんなが再び一つに。と願ったリカの思いに答えるかのように、コウイチは言う。
自分に残された時間がどれくらいなのかわからない。いつ消えてしまうかわからない。でも、みんなでショーをしよう。と。
オレにはできないというツバサに、おまえはあの状況でも、舞台に立ち続けたじゃないか。と。
そして、みんなで再びショーをすることに。
ここで、記者が乱入してくる。わらわらとすごい数。
もしもし?あなたたち。いったいどこで聞いたんですか?情報早過ぎちゃいますか?
「コウイチさんっ、またステージに立つって本当ですか?」
「これが最後の舞台になるかもしれません。」
「それはどういう意味ですか?」
みたいな会話が飛び交いつつ、要所要所でアキヤマがコメント入れてたと思うけど、それは忘れた。
でも、何がすごいって、リョウの告白があって、コウイチは死んでるって事もわかったのに、その辺疑問もなしに、
「いつまでこうしていられるかわからないけど・・」(だったかな?)っていうコウイチをすんなり受け止めて
一緒にショーを始めちゃう、カンパニー。 さすが、不思議な世界が普通に流れるSHOCKの世界(笑)。
そして、いよいよ、石川直さん登場っ!
石川さん、すばらしいっ。いやぁ、この舞台で一番興奮したのは、何を隠そう、この石川さんの太鼓ですわ。私。
めっちゃかっこいいねん、その太鼓叩いてる姿が。
いやぁ、さすがこれで勝負してる人は違うね、って感じで、圧巻でしたわ。
ソロ演奏が終わったとき、ホント、思わずって感じで自然と拍手してましたもん。
でも、驚いたのは石川さんの演奏だけじゃありませんっ。続いて、光一君が、石川さんと競演したんです。
これもすごかったよ。全然見劣りせぇへんかったもん。
和太鼓とか、めっちゃ迫力あったもん。
光一君って、本当にすごい。どこまで可能性を秘めてるんやろう、彼は。
いろんな太鼓が並べられてる中を、動き回りながら、見事に演奏していく様は、すばらしいとしか言葉が出ない。
これ、めっちゃ練習したんやろうなぁ。時間ない中で、すごいなぁ。
ってね、感激にも、尊敬にも似た、感動を味わいました。
はしごを使ったフライングがあったんは、この後やったかな?
これ見たとき、正直最初、ドリームボーイのタッキーやん。と思いました。
似たようなこと、タッキーしてませんでしたっけ?
あー、タッキーの舞台からヒントもらって、自分の技に昇華したんやなぁ。って思いました。
今回の2階席へのサービスは、この時に行われる感じやね。
天井からつるされた4本のはしごを、飛び移りながら、フライングで、2階席のそばまで飛んできてくれるからね。
って事で、20日。堪能させていただきましたわ。目の前ではしごを飛び移る姿は美しかったです。
フライング。彼は、あまりにも当然のようにやってのけるので、私ってば普通に見てるけど、
いつ見ても背筋はピンと伸びていて。その姿は美しくて。
当然のようなあの姿を、当然のように常に保ってる彼は、やっぱりすばらしい舞台人だと、間近で見て改めて思ったのでした。
フライング見るなら、断然2階席ですわ。
でね、あの、仮面を一つずつ取っていくやつもあった。
これ、なんて言う演目やっけ? マスク? 今回は途中で誰かに入れ替わるとかなくて、ずっとコウイチ。
だから、仮面の枚数も、前ほど多くはない。・・・これって好評やったんか?それとも本人がしたかったんか?(笑)
SHOCKの象徴的ショーなんかな。
20日は、登場してマスクをつけるときに、マスクが数枚はずれてしまうと言うハプニングがありましたが、
そこは座長。慌てず騒がず、はずれたマスクをつけなおし、そのままショーを続けられました。
そしてショーはエンディングへ。
桜吹雪が舞い散る中、舞台には大きな桜の木が現れる。これはかなり驚いた。「桜やっ」と声に出してしまったほど。
なんでここで桜?和太鼓やったから? ん〜・・・ ま、いっか。
ショーのラストを演じきったところで、倒れる光一。
コウイチが倒れた部分がセリになってて、スポットライトの中、コウイチを乗せたセリが、静かに上がっていく。
なるほどぉ〜。これが今回の「昇天シーン」な訳ね。
前回の、手を振りながら昇天していく兄ちゃんよりも、数百倍いいわ(笑)
光の中、「時間が来たようだ」と起きあがるコウイチ。
「もうこのカンパニーは大丈夫だ。みんなが一つになったこの舞台を忘れず、これからのショーを続けていくんだ。」
そういい残し、セリの向こう側へ。
この、昇天シーンの時、1幕のベランダシーンでも流れた、子供の頃の会話が流れます。
「コウイチ、遊ぼうよ。」「ダンスの練習が終わってからな。」「いつか一緒にショーでダンスをしたいね。」
みたいな会話やったかと。
これは、昇天していくコウイチの記憶なのかな。
あの頃語り合った夢が、今実現した喜びの中で天に昇って行ってるのかな。
なんかね、色々想っちゃって、この子供時代の会話がBGMに使われてるとこが、すごく好きです。
セリの向こう側は、大階段、と言っても宝塚チックな方ね。になってて、そのままSHOCKのエンディングへ。
いつものように順番に出てきて挨拶してくれるんやけど、
「ありがとうございました。」ってつぶやいたのは、亮君だけやったような気がするわ。
20日行ってびっくりしたのが、客席の手拍子。
出てくるメンバーによって曲が変わるんやけど、曲が変わっても、なんのためらいもなしに手拍子も変わんねん。
え?みんな、次にどんな曲が流れるかわかってんの?それともとっさの反射神経がよろしいの?
17日はとまどいが感じられたのに。これってやっぱり、リピーターが多いって事かしらね。
SHOCKのパンフ、何が楽しみって、やっぱ稽古風景を載せてくれるって事でしょうか?
それで、今回も楽しみに眺めさせていただいて、ふと気付いた事一つ。
り・・亮君いてないやんっ!
えっ?私見落としてる?もしそうなら、是非教えていただきたい。
そういや30日のKinKiコンの時点で、SHOCKの稽古でまだ2回しか光一君と一緒してないって言うてたよなぁ。
あぁ・・・そうか。この写真撮影日の稽古に、亮君は不参加やったから、入れてもらえなかったのね。
そんなぁ。亮君稽古してる日に、別撮りして載せたってくれてもいいんちゃうの?
と、思ったのは、亮君オンリーファンだけじゃないはず。(事実私はそう思ったし)
次に目を引いたのが、「眠れる森の王子・コウイチ」
どうよ、これ。美しすぎちゃうん?
寝てるだけでもココロ持って行かれそうやのに、バラやで、レースやで、身にまとってるブラウスがっ!(笑)
しかも、真っ白な背景だけじゃ足らなかったのか、羽まで飛んでるし。すごすぎや。
20日のロミオの写真、前日追加発売されたにもかかわらず、私が行ったときにはすでに売り切れ。
係の人に、文句を言ってるお姉さんも、何名かいらっしゃいました。
まとめて何枚も購入していく人がいるからとか。そっかぁ。まぁねぇ、わからんでもないけど。
でも、売り切れはしゃぁないとしても、どんな写真やったかくらい、見せてくれてもいいのに。
売り切れになった途端、展示してる現物自体を剥がしてしまうのは、どうかと思うよ。
「売り切れ」っていう紙だけ、貼ったらいいのに。
あ〜、光一君のロミオ姿の写真、見たかったわぁ。めっちゃ心残りや。ショップで売ってくれへんかなぁ。
(無いとわかっていながら、とりあえず言ってみた(笑))
今回は、我ながら、かなり覚えてたなぁと思います。長々と読んでいただきまして、ありがとうございました。