Endless SHOCK ’06,2,25・3,4

今年も行ってきました。EndlessSHOCK。
去年に比べて、話の内容もわかりやすくなってたし、とっても登場人物の思いも伝わってきました。
さすがSHOCK。さすが堂本光一。間違いなく、進化を遂げてます。
話の内容的には、去年と、基本一緒なので、その辺は割愛させていただいて(笑・去年のレポ見てください)
今年ならではの感想を。
今年も、翼君と亮君の両方の舞台を見させていただいたので、文中には二人の役名・名前が出てきます。
でも、その時の感情で頭に浮かんだ名前を書くことで、二人がこの舞台に出演してたって事を
残しておきたいと思っているので、少々読みにくいところもあるかと思いますが、ご了承ください。


今回1回目は、2階席後方右端の席でした。
なので、リョウが弾くピアノ、手は見えるんやけど、顔がちょうど柱に隠れて、全く見えへん。
あ〜ん、リョウがピアノ弾いてる姿、ちゃんと見たかったよぉー。
でも、2回目は、2階席やったんやけど、最前列のしかもど真ん中の席だったので、
ツバサがピアノ弾く姿は、真正面、高さも同じ位置で、とってもよく見えました(*^_^*)v
いやぁ〜、かっこいいっ♪
あぁ・・・翼君だぁ。ホントにちゃんと、治ったんやぁ。って嬉しかったなぁ。
そうそう、1回目の時は、光一君がオープニングの指揮台の位置に入ってきたのが見えました。
頭だけやけど。
あ、今の光一君ちゃうん?って思ったら、青い光が光ったんで、やっぱり♪って嬉しかった☆
入ってきたのが見えたといえば。
指揮した後、コウイチは上空から現れるんですね。白いスモークの中から一気にスポットライトを浴びて。
で、今までは、舞台上のショーに普通に見入ってたんで、全然気が付かなかったの。
いつの間に、コウイチが上からロープにつかまって降りてきたのか。
でね、2回目行ったとき、せっかく2階席正面の位置に座ったんやから、絶対見逃してなるものかってね、
申し訳ないんやけど、舞台のショーはそっちのけで、天井ばっかり見てました。(^◇^;)
だって、ショーは前回と変わってないし、1回目に見てるから、それで許して。って事で。
そしたら、光ったんですよ。小さい青い光が。天井に。
あっ。きたっ!って思いましたね。今、そこ歩いてるんやっ!って。
真っ暗なんで、彼の姿を確認することはできなかったのだけれど。
そして、上空からのスモークが、目の前の視界を覆ったとき、影が見えたんですよ。降りてくる影が。
思わず、隣にいた友人に「来たっ。今光一君降りてきた。今目の前にいてるって。」と言ってしまいました。
その後は、会場の暗さと、大量のスモークで、ほとんど見えなくなっちゃったんやけど、
それでもそこにいるって確信してた私には、うっすらとその影が見えてた・・気持ちは(^_^;)
そして、スポット。
目の前。ホントに目の前っ。高さもばっちり。真正面。
彼は、いた。
いやぁ、このときの衝撃?感動?はねぇ、言葉では言い表せないっす。
だって、目の前に、スポットライトを浴び、キラキラ輝く「彼」がいるんですもの。現れたんですもの。
さっき見た影は、やっぱり彼だったんだ。っていう想いも重なって、うん、感動したなぁ。

マジックの車。空飛ぶ車。白になってたねー。何で?何で色変えたんやろう。
私個人的には、赤い車の方が好きやなぁ。だって、光一君って、真っ赤な車のイメージじゃん?
白い車って、とっても普通って言うか一般的な感じがしてさぁ。
SHOCKでは、赤いの飛ばして欲しかったな。
NEW HORIZONは、聞くだけで自然と体が揺れちゃうんだよねー。
私も一緒に手拍子打ちたくって仕方ない。もちろん下から上へね♪ あぁ、楽しい。(*^_^*)

そして屋上シーンへ。
この屋上がね、高いの。位置が。おかげで同じ高さ。目の前。んふ。いい感じでしたわ。
DVDで見たとき、「限界なんて、今の俺たちにはないんだよ」って台詞のとこ、
目を見開いて台詞を言うコウイチに、ちょっと笑ってしまった私なんですが、
今回はこの台詞、そんな強調せずに、さらっと言ってました。
その言い方から、たぶん目は見開いてないかと思われます。(笑)
この後、アルバイトシーンじゃなくて、公園シーンに変わったんだよね。
ナオキとの出会い、2部でのナオキとの共演の意味づけのシーンに。
そのせいか、屋上から飛び立つ車が無くなってました。まぁね、あれはおかしいもんね。
そのおかげで、光一君の「F1講座」もカットとなってました(笑)
去年、アルバイトシーンの翼君の赤いエプロン姿の写真、買っといてよかったわぁ。
結果的に、あの姿は、前回だけのシーンとなったわけだからさ。
それはさておき。
公園シーン。「じゃぁ3時。」と「13時。」を間違えるって、ちょっと苦しくないかい?(^_^;)
ナオキが奏でるドラムの音に合わせて、コウイチがCONTINUEを歌うんだよね。
えっ?この歌、ここで歌っちゃうんだ。って思ったんだけど、でもこれが、さらに、
後に共演する関係性を深めてるんだなぁって、後から思った。
このとき聞いた、歌った曲、共演したいと願ったコウイチ、
そして、ラスト、彼と共演したとき、この曲を一緒にする。っていうね。なるほどなぁって思いました。
そうそう、私は気づかなかったんだけど、みんながナオキの演奏を見てるとき、
マチダだけは、そんなコウイチの姿を、じっと見つめてたんだって。 演出細かいねー(笑)
今回は、役の上でも、コウイチ大好きキャラを存分に発揮してる町田君。
これって、カンパニー公認?よかったね、町田君。
行ってしまうナオキを追いかけようとするコウイチの行く手を、人々の波が邪魔をして見失う。
うーん。自然だ。
新聞を手にするところも自然だったよね。公園だもんね。普通に新聞売ってて、手にするもんね。
楽しかった公園が、一転。悲劇の第1歩。
そして、オン・ブロードウェイへ。

今回の、オンのステージは、どの演目にも、全員が出演してて、「みんなでしてる感」がよかったです。
その空気が、より、スパニッシュでリョウが出演できなかったことを浮きだたせてるのかなって。
前回は、ジャングルもコウイチ一人の演目で、だからスパニッシュがコウイチ一人で演じてても、
何ら違和感がなかった。そういう演目、コウイチの演目なんやな、って。
それが、今回は、ジャングルにも、リョウをはじめとする、リカやMAもちゃんと出演してて、
それは、World AdventureUの、どの演目もそうで、
だから、スパニッシュに出演できなかったリョウが、さらに強調されて
「あれじゃぁ、コウイチの一人舞台じゃないか。」やったかな?
なんかそんなような台詞を、リョウが言うんですけど、この台詞が生きてくるって言うか、そう思いました。
この、みんなでするっていうのは、変更された演出の中で、一番好きな演出です。
ちなみに2番目は、1幕にもナオキが出てくること。
前回は、何でいきなり「vs.ナオキ」なんや?どっから出てきたんや?って思ったもんね。
演出での変更点と言えば、ジャングルでのフライング。
前回は網に捕まったコウイチ(笑)やったけど、今回は、ターザンコウイチ?(^◇^;)
緑のツルに見立てたロープにつかまってフライングしてくれました。
このフライングがっ!目・・・目の前まで飛んできたんですよ。2回目の観劇の時。
思わずね、その近さと、不意打ちな彼の行動に、「おぉっ。」と声を上げてしまいましたわ(^^ゞ
いやぁ、まさか、目の前に飛んでくるとは思ってなかったんで。
このフライングやったかなぁ。
スモークがいっぱい吹き出された中から現れるように飛ぶのは。
2階から見てるとね、かなりいい感じなんですけど、真っ白の中から急に現れる感じで。
でも、あの辺、客席前方に座ってた人は、煙の量が多すぎて、かなり視界を遮られてたんじゃないかなぁ。
ってね、ちょっと心配してしまうほど、大量のスモークでした。
もう一つ、神殿のシーンでの、片足グルグルのロープ。これ、すっごく客席寄りの位置で回ってたわ。
前回は、もっと、ステージの奥の方で回ってたよね。
前の方に座ってた人なんかは、頭上で回ってる彼を見られたんじゃないかしら。
自分の頭の上で、あれされたら、すごい迫力やろうけど、でも、ちょっと怖いやろうなぁ。って思いました。
アイリッシュダンスで、ツバサがタップを踏んでる姿を見たときは
あぁ、本当に怪我治ったんやなぁって、とても嬉しさを、実感しました。
前回は、スパニッシュでの、リョウがセット後方に出てくるところ、DVDのおかげで確認できたけど、
実際に観劇したときには、全く気づけなかったので、今回は見逃してなるものかっ。と、
かっこよく踊る光一君をちらちら見つつ、後ろのセットが気になって気になってしかたなかったです。
待ってるとね、なかなか出てこないんだこれがっ(笑)
来たか?!と思ったら、女性ダンサーさんだし(^_^;)
でも、いざ出てきたときには、紫のシャツ着てて、目立つように工夫されてた?
2回目ツバサの時は、ツバサの見せ場だったと言うことで、どの辺りにツバサが出るはずだったんだろうって
そんな事を想いながら、立ち位置とかに気を取られて見てました。
このときは、今か今かと気にしなかったせいか、リョウの時より、ツバサの出現が早かったように感じました。

幕間のシーン。
コウイチとツバサの対立。「立ち止まったら終わりが来ちまうんだよ。」進化し続けるSHOCK。
小道具の刀を持って出て行くところ、前回に比べて、かなり強調されてたなぁ。
ここ、重要なシーンにもかかわらず、わかりにくいって言うか、
ヘタしたら気づかないままって事も少なくなかったからなんだろうなぁ。
前回は、セットの左端の方、しかも下に寝かせるように刀が置かれてたのに、
今回は、舞台中央寄りの目立つところに置かれてたんだよね。しかも立てかけるように。
さらに、ツバサってば、去り際、ご丁寧に、1回抜いて確認し、
「カチャッ」ってわざわざ鳴らしていくという念の入れよう(笑)
このとき、1回抜いた後、コウイチをちらっと見て、その後しまうんだよね。
そして、運命のジャパネスクの幕開け。
花魁の曲が流れ出すと、なんだかそれだけで、悲しくなっちゃって。
この先に起こる悲劇を、すでに知ってしまってるからなんやろうなぁ。
曲調も、なんだか、切ない系じゃない?そう感じてしまうのは、先入観があるせいなのかなぁ。
リョウが、殺陣シーンで登場するとき、あの、マフラーみたいなのを巻いて登場するシーン、
前回は左壁面から現れて、飛び降りての登場やったんやけど、
今回は舞台の正面奥からで、しかも後ろから当てられた照明が効果的で、すごくよかった。
このシーン、正面から見てぇ〜。ってすっごく思ったよ。
そして2回目の時、真正面から見させていただきましたっ。
やっぱ、かっこいい〜っ。ツバサに見入っちゃったよ。
見入っちゃったんだけど、前回も思ったんだけど、あのマフラーの意味は何?(笑)
登場した次の瞬間、ばっ、って取って、後ろに投げ捨てるじゃん?
いや、そこんとこ、かなりかっこよくて好きなんだけど、最初っから無くてもいいのでは?ってね。
かっこよさへの演出なんかなぁ。
でさ、正面から見ると、この舞台、広いねー。奥行きって言うの?
広いって事はわかってるつもりやったんやけど、実感したって言うの?うん。そんな感じ。
そして、コウイチが客席から登場するシーン、
私、2階席やからどうせ見えへんと思ってたら、側壁に映像として映し出されて、
おかげで、コウイチがどんな演技をしてるのかを、見逃すことなく楽しめてよかった。
今回は、この側面へ映像を映すっていう演出が、とても効果的に使われてたような気がします。
リョウがコウイチに弓矢を放って、それがきっかけでコウイチ登場。これも新しい演出やね。
で、この弓矢のシーン、リョウの時は何とも思わず見てたんやけど、
ツバサが弓を放つのを見てね、
あれ?この演出って、翼君が「義経」で弓矢の名手の役をやったことからきてんのか?
って思ったんだよね。
構成考えてる時点では、翼君のみが出演するはずだったろうからさ。
なんて事を、思いつつ、HEY×3の時とは大違いの、その凛々しい弓引きの姿に見惚れたのでした。
コウイチ軍対ツバサ軍で戦ってるとき、ツバサが左奥、コウイチが右手前に位置したとき、
私は翼君の方を見てたので気が付かなかったんやけど、光一君をずっと見つめてた友人の話によると、
このとき、光一君、刀を落としてしまったらしい。
まぁ、すぐに拾ったから、その後のツバサとの直接対決シーンには何ら影響はなかったんだけど。
いやぁ〜ん。見たかった☆コウイチが落とした刀を拾うところっ(*^_^*)
そして、大階段のシーン。
前回は右側に刀を落としてたけど、今回は左側に落としてたね、ツバサ。まぁ、どっちでもいいけど。
ここは、細かく色々変わってたねー。
前回は、ツバサが竹を切り落とすことでアキヤマが真刀だって事に気が付いてたと思うんやけど、
今回は、コウイチがツバサに刀を差し出すときには、もう気づいてたよね。
だって。一瞬駆け寄って、鞘と刀を交互に見てたもんね。
このアキヤマの行動がね、後の「どうして止めねぇんだよ、アキヤマっ」って言うツバサの言葉に
重みというか、意味に深みが出たよね。
だって、あのときなら、止められたじゃん。って思えるもんね。
そして、前回は、刀を振りかざして、「どうだ、これは本物だぞ。それでもやるのか?」って感じで、
ツバサがコウイチに挑んでいってる印象を受けたんだけど、
今回は、逆に、おびえてる?挑んでくるコウイチに。
「これは本物なんだぞ?わかってるんだろ?なのに何で来るんだよ。」って感じを受けました。
そして、そんなおびえて芝居を続けられなくなってるツバサの手をつかむコウイチ。
続けるんだ。と。やるんだ。と。
そして。
このシーン、階段落ちするコウイチに目がいきがちなんですけど、
私は、前回辺りから、階段の上に取り残された3人に目がいくんですよねー。
どうしてこんな事になったのか、訳がわからず呆然とするリカ。
自分の間違いによって起こった、その目の前の現実に、罪の重さに打ちひしがれるアキヤマ。
そして。自分が仕組んだこととはいえ、本当にコウイチを刺してしまった自分に、
してしまったことに、信じられなくて、自分の手を見つめ、うずくまってしまうツバサ。
確かに、スポットライトの下、血まみれで立ち上がり、倒れる彼も壮絶ではあるんだけれど、
階段上の彼らにこそ、2幕へと引き継がれるドラマがあるんだよね。私はそう思います。

今回変更された演出の中で、もう一つ気に入ってるのが、リカのツバサに対する態度の変化。
リカがツバサにつらく当たるシーンが無くなってるよね。それがよかった。
前は、汗拭くのにぞうきん渡したり、ツバサへの返答にトゲがあったけど、それが無くなってた。
あれは、ツバサがかわいそうっていうよりも、リカの印象を悪くするだけやったからね。
うん。よかった。

2幕。
コウイチが亡霊達に囲まれるヤツ、「いんだーせーめーたぁりぃー」って歌うとこの衣装、
袖についてたヒラヒラ無くなってた。何でやろ。邪魔やったんかな?(笑)
私、結構あのヒラヒラ衣装、好きやったんやけどなぁ。
このシーン見ながら思ったのが、光一君、今日もダンサーさんの横でほわ〜んとしてたんかなぁって。
どのダンサーさんの横でほわ〜んとしてるんやろう。とか、
町田君、今日は隣を、無事、ゲットできたんかな。とか。(笑)
サントラを散々聴きまくってたせいか、この曲はかなり頭に残ってて、好きですねー。
あと、1幕のスパニッシュの曲、Love and Lonelinessも、残ってる。
サントラに収録されてた曲に関しては、曲と映像ががっつりセットになって、頭に流れます。
脳内EndlessSHOCK。
で、このIn The Cemeteryの時、私の脳内ではヒラヒラが付いてます。(*^_^*)

シェイクスピア劇。
SHOCKはねー、劇中劇が、本当に秀逸ですよね。
光一君も、何度となく語ってらっしゃいますけど、ストーリーとの関係が深くて、見ていて本当に面白い。
1幕のジャパネスクと言い、2幕のこのシェイクスピア劇と言い。
上手いことはめてるよねー。登場人物の想いとシェイクスピアの台詞。
ハムレットがアキヤマで、リチャードがツバサで、ジュリエットがリカで。
ハムレットでのアキヤマの台詞「カンパニーの中に裏切り者が?」って言う台詞、効果的だよねー。
それまでハムレットなんだけど、この瞬間、現実に戻る。リンクする。
あぁ。深い。
1回目はセリの様子がよく見えました。
舞台にぼこっと穴が空いてるのがよく見えて、下からセリが上がってくる様子が、すごくよくわかった。
リチャードの時のリョウが出てくるタイミングも、すっごくよく見えた。
夜の海のときも、桜の前に横長の大きな穴が空いてるのが見えて、
ダンサーさんとか、落ちちゃうんじゃないかと、心配してしまったよ。
彼らはちゃんと把握してるわけやから、そんなことはありえへんのやけど(^◇^;)
その大きな穴には、そこにだけ白い舞台が、上がってきました。
あそこに、最後、コウイチが立つんかなぁ。なんて思いながら、その白いステージを見てました。
話は戻って、リチャード。
1回目の観劇の時、アクシデントが起きました。リョウの声が聞こえない。
最初は、マイクの故障か?って思ったんやけど、よくよく見てみたら、マイク自体付け忘れたらしい。
あの劇中劇の中で、ここがリョウの見せ場やったのに。大迫力のシーンだったのに。
もったいなぁーいっって、最初はそう思いました。
でも。でも、とんでもない。とんでもなかったよ。
最初の一言しゃべって、マイクが入ってないことを悟った亮ちゃんは、次の台詞からがすごかった。
だってね、一言目は、なんて言うたんか全く聞こえへんかったけど、その後の台詞から、
生声・地声やったにもかかわらず、私の席までちゃんと聞こえてきたんやもん。
2階席後方右端の、私の席まで。
スタッフもさすがです。
このシーンの時って、かなり大音量でBGMが流れてるんですけど、リョウが台詞を言うときだけ、
それまで大音量で流れてたBGMの音量が小さくなって、リョウの台詞を遮らないようにしてた。
で、そのあと、コウイチの台詞になると、元の大音量に戻るという、配慮をしてくれて。
当たり前の対応っちゃぁ当たり前なんやけど、ちょっと感動しちゃったんだなぁ。私は。
さすがのカンパニー。ナイスチームワーク。
2回目で、翼君のリチャードを見てね、あぁ、ツバサのリチャードだなぁって思いました。
そして、やっぱり亮君のリチャードもアクシデント無しの状態で見たかったなぁって思いました。
地声で台詞が聞こえてたとしても、聞こえてただけ。
やっぱりどうしても、迫力という点には、欠けてしまうから。あ〜、見たかった。
ロミオとジュリエット。今回は、リカからもコウイチにキスをするのよねー。
私的にはありって言うか、素敵なシーンだったと思うんだよね。
うん。美しくて、好きだなぁ。あのシーン。
「何があってもついて行くから。今までもそうしてきたし、それしかないから。」(微妙に違うか?)
っていうね、リカのコウイチへの強い想いが、ジュリエットを通して表現されてて。
眠る王子は、やっぱり、美しかったです。(*^_^*)

コウイチが生き返ってきて、最初にリカに合うときの、コウイチのアドリブシーン。
1回目のネタは、フィギアスケートで金メダルを取った、荒川静香選手の「イナ・バウアー」。
「いなばうあ〜」って言いながらのけぞってました。
何回も、何回も。(笑)
そのネタが、リカのツボにはまったらしく、笑っちゃって、台詞が続かへんかった。
「コウイチ」って呼びかける台詞を何度も言いながら、何とか気持ちを立て直そうとするんやけど、
「お前もやるか?」とか、さらにコウイチに突っ込まれて、マジで笑ってしまってました(^◇^;)
しかもその後登場したアキヤマが、同じネタをしたもんだから、
また思い出しちゃったみたいで、しばらく復活でけへんかったみたいで。
なんかね、そんなリカの姿が、おかしくて、楽しかったよ。
2回目は、「タイタニック」ってやってました。
「ネタ、古っ。」って突っ込んだのは、言うまでもありません(笑)
そういえばラジオで、翼君が、舞台稽古の時から、光一君、このタイタニックを思いっきりやってたって
言うてたなぁ。私の記憶が正しければ。
リカが、ネックレスをコウイチに渡すとき、その手の冷たさに光一の死を実感するシーン。
驚いて、コウイチの顔を見つめるんだけど、その辺がね、前回の時よりも、強調されてた気がしました。
その時点では、リカが何に驚いて、何を思ってコウイチを見つめてるのかなんてわからないんだけど、
でも、見てる側に「んっ?なんかあんの?」って思わせるというか、
ちょっと心に引っかかるように、演出されてたように感じます。
前回もちゃんと、その辺の演出されてたんですけど、それがより、心に残るようになってたというか。
そんな風に感じたのは、私だけでしょうか。
 
そして、問題の「告白」シーン。
このシーン、本当に、ホンマにね、亮君、最高でした。
感動しました。リョウの想いが痛くて、切なくて、何とも云えなくて。
自分のしてしまった罪。自分でもどうしようもできなかった想い。不安。リカへの愛。
気が付いたら、涙が流れてた。舞台で泣く彼と一緒に、涙、流れました。
もうね、この辺の、想いっていうか感情は、ダントツでリョウの方が伝わってきた。
リョウの方が感情移入できたし、物語に「色」があった。感情の色。
告白シーンはね、私的に、段違いやったんよね。リョウとツバサの想いの伝わり具合の強さが。
なんかね、このシーンだけでいいから、もう1回観たい。
そのくらい、私の心に、印象深く残ってるシーンです。
正直、このシーン見てるときだけは、コウイチの存在忘れて、リョウに見入ってました。(^_^;
リカがコウイチを刺した後、
「・・・こんなに近くにいるのに、あなたを感じられない」って言うシーンは、前回の方が好きやなぁ。
今回は足にすがって、手を握って言うんやけど、前回は、コウイチのほほに触れて言うたんよね。
彼のほほに触れて、彼の瞳を見て・・ あのシーン、美しかったんよなぁ。
好きなシーンやったから、余計、ちょっと、残念でした。
でもその後、リョウが「また一緒に舞台に立ちたい」みたいな事を言いながら、
コウイチの手を握るんやけど、その冷たさに驚き、思わずコウイチの顔を見んねん。
で、それに気づいたコウイチが、思わず手を引っ込めるシーンがあって、これはよかったなぁ。
引っ込めたあと、コウイチ、自分で自分の手をさするようにするんだよね。
自分で、その事実を確かめるように。
ここに、リカがネックレスを返したときの「ん?」って言う引っかかりが意味を持ってきて、
「あぁ。そうか。そういうことやったんか。」って言う納得に繋がるんだよね。
感情の伝わりとしては、リョウの方がよかったけど、告白後にみんなでステージをするって決まったときの
場面転換のきっかけの台詞「行くぜっ!」は、翼君、大迫力でした。
やっぱり翼君には迫力があって、存在感があるんだよなぁ。

石川直さんは、変わらず素晴らしかったです。
最初のソロでドラム(小太鼓?)をたたくところは、ため息しか出ない素晴らしさ。
彼の手は、魔法の手?目に見えないスピードで、スティックが操られる技は、感動です。
今回の二人の対決は、上手いこと動きが考えられてましたね。
二人も動いてるけど、舞台も動いてて、常に、彼らのたたく太鼓が正面にある。
石川さんは、言うてもこれが本職な訳やけど、その彼と一緒に演奏する光一君は
やっぱりただモンじゃないよなぁ。って、彼のすごさを再確認する瞬間だよね。
あんだけ太鼓たたいたあとで、それだけでも腕パンパンになってそうやのに、
その直後、あの、腕の筋肉繊維が切れてると言われたという、フライングするんやもんなぁ。
すっごい精神力だよね。
そして。
何度も言うようですが、2回目は、座席がね、2階A列ど真ん中やったんよ。
だからね、Flying2の時、あのはしご使ったフライングの時、
もう、ホンマ目の前、めちゃめちゃ目の前に、彼が、飛んでくるんですよ。
私に向かって飛んでくる。近づいてくるぅ〜っ。って感じで。
いやぁ、固まったね。近すぎて。どうしていいかわかんなくって。息さえ止めてしまったよ。
ここ最近、こんなに近くで生の彼を見たこと無かったんで、いやぁ、緊張した。
私ってば、きっと、すっげー間抜けな顔してたやろうなぁ。(^◇^;)
せっかく光一君が、あんなにも近くに来てくれたって言うのに。
って言うても、まぁ、彼は全然こっちを見てなかったけどね。
なんちゅうか、視線を決して客席とは合わせないようにしてる感じがした。
梯子から梯子に飛び移るとき、すごく真剣で、上手く表現でけへんくって、申し訳ないんやけど、
衝撃に耐えてる表情っていうか、そういう彼を目にして、
ただ、飛び移ってるだけのように見えてるけど、やっぱり大変なことなんや。ってことを、
彼の表情を間近で見たことによって、思い知らされたっていうか、思いました。
特にね、ど真ん中を客席に向かって飛んでくる2回目、
客席の手前で、女性ダンサーさんの腕をつかんで、止まるんやけど、
その時ね、すっごく力入ってるってのがね、すっごくわかったの。
腕の筋肉にも、一気に力入ってたし、何より表情がね、食いしばった表情っていうかね、
一瞬歪むって言うか、あぁ、やっぱり上手く表現でけへんのやけど、
でも、そんな彼の表情を見ることができて、とてもよかったし、嬉しかった。
このとき、ツバサも飛んでたり、空中でくるくる回ってたりするんやけど、
それは、前回のリョウが飛んでるのを見てるからわかってたんやけど、
もうね、光一君が近すぎて、「翼君、ごめんっ、今回は光ちゃんでっ。」ってことで、
今見なくていつ見るねんっ。な想いで、瞬きするのも忘れるほど、光一君だけを見つめちゃいました。
そう、このステージも、1幕の時同様、必ずカンパニーメンバーが参加してる。
今回は本当に「カンパニー全員の舞台」っていうことを感じます。
だから、この後のマスクにも、コウイチ以外のメンバーが出演するんですけど。
あの龍はいるんか?演出として。(^_^;)
今回いろいろ変更点があった中で、これだけ意味わからんかった。
ここ、演目的には「マスク」なんやけど、確かにコウイチはマスクしてるんやけど、
マスクって言う演目じゃなかったよな、ここはすでに。
龍の上にナオキさんが乗って登場するっていうだけでも、ぶったまげな演出やって言うのに、
その上、ナオキさん乗ってるのも入れたら3匹の龍が、舞台上狭しと動き回ってて、
ごめんなさい、「コウイチどこ?」って感じで、存在感薄かったです。(^_^;)
これって、2階席の端っこから見てたから?それとも正面から見てても、同じこと思うのかしら。
って1回目の時に思ったんですけど、やっぱり2回目でも、コウイチの存在薄かったです。
なんか、舞台の上に、所狭しと、あっちからもこっちからも、ごちゃごちゃといっぱい動いてて、
どうしても、でっかい3匹の龍に目がいっちゃうんですよねー。
でも、2回目はさすがに、コウイチどこ?って感じで見てたんで、
コウイチが何をしてるのかちゃんと見ることができました♪
全員でステージを。ってのはわかるんですが、私的には、う〜ん。って感じでした。
そしてラスト。
大桜の下で、最後を迎えたコウイチを抱き上げるリョウの姿に、また涙してしまったのでした。
今回は、サイドの壁がとても効果的に使われてて、
倒れたコウイチが、ゆっくりと上に上がっていくところで映し出される子供時代の姿は
その、純粋な夢を語る声とともに、とても感動的でした。
今回は、コウイチはすでに死んでいて、もう未来はない。それでもステージに立ち続ける。
彼は、人は、「なぜ走り続けるのか?」という答えを、
最後に、ヤラとアキヤマが代弁して、こうじゃないのか?って言う1つの答えを提示してくれます。
そしてコウイチも、走り続ける背中を見せることが、みんなを引っ張っていく、
そう思っていたけれど、実は、みんながいてくれたから、自分は走り続けることができたんだ。
と言うことに気づきます。
最後の最後、カンパニー全員で歌い上げる「CONTINUE」は圧巻です。
なんていうかね、これぞミュージカルっ!みたいな。(笑)
上手く表現でけへんのやけど。(^◇^;)
最後の「つぅづぅくとぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ」とか、素晴らしいね。
この曲は「In The Cemetery」「Love and Loneliness」に並んで、
何回も何回も、頭の中でグルグル流れる曲の一つです。


今回のEndlessSHOCK。
前回よりも、本当に、面白く、素敵で、感動的なステージでした。すごくよかったです。
そして何よりも感動したのは、やはり、錦戸亮君の成長ぶりでした。
前回は、ダンスシーンでも何か、違和感を感じたり、その声量の差を感じたりしたのですが、
リョウのダンスに、何の違和感も感じませんでした。
違和感を感じない。と言うことにも気が付かないくらい、すごく自然でとけ込んだダンスでした。
さらに、告白シーンでの感動は、忘れることができません。
そのくらい、私の心に強く、強く、残りました。
彼は、素晴らしい俳優さんに、役者さんになりはったんだなぁ。と、
親のような喜び感と、人としての尊敬感とを感じました。
そして、やっぱり、この素晴らしい舞台を作り上げ、カンパニー全員を引っ張っている光一君に、
心からの拍手を送ります。
彼は素晴らしい。ホントすごいよ。
最後の挨拶で、次回もこのEndlessSHOCKを再演してくれるというお話しとともに、
新しいお芝居の方も、考えてると、勧めているとお話ししてくれて、
今から、すっごく期待しています。
彼が1から作るお芝居。それこそ、堂本光一の脳みそ。なのかもしれませんね。
(相方さんの脳みそが、ENDLICHERI☆ENDLICHERIであるように。)

最後に。
今回初めて、帝国劇場の地下で「光一スペシャル」を食べました。
納豆が苦手なので、どうかなぁ・・と思ってたんですが、結構大丈夫でおいしかったです。
店のお客さんのほとんどが同じものを食べてる光景に、ちょっと笑ってしまいました。
しかも、そのほとんど人が、携帯で写真撮ってるし。んで、私も撮ってみた。(笑)
光一スペシャル
具は、きざみ納豆、きざみ海苔、生卵、ナメコ、大根おろし、貝割れ。
これにつゆをぶっかけて、グルグル混ぜて食べました。


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