新春 滝沢革命 ’09,1,8
行ってきました、タッキーの舞台。
実際見るまでは、って言うか、チケット取って、見たいなぁと思ってたのは、
前回の舞台で話題になった、タッキーの女形姿。
根拠は全くないけど、今回もするもんやと思っててん。
でも、WSとかで話題になって、あー、今回はないんかぁ。ってわかって、
正直、ちょっと、残念。
見たかったなぁって。(じゃぁ、前回いっとけよって話なんですけど。(^◇^;))
でも、今回は今回で、興味をそそられたのが、水の演出。
最初にテレビで見たときに思ったのが、
「え?帝劇でそんなに水出しちゃっていいの?!」って事でした。
オーケストラピットを使ってるって事は、映像でわかったんやけど、
そんなこと、あの劇場でできるんや。って事に驚きました。
そんなこんなで、色々期待しつつ観劇して参りました。
見終わったあとの正直な第一感想、言っていい?
話の流れ、というか、結果がイマイチわからんかった。
なんていうの?
「男と女のLoveと書いて革命と読みます。」
って言うのが、コピーやから、当然、男女の恋話がメインな構成やと思ってました。
でも、男女の恋愛話って、ほとんどなかったように思う。
まぁ、あるにはあったけど、メインじゃなかったよな?
男女の話って言うよりも、なんやろな?森の民と海の民との戦い?
タッキーと、ジュニアメンバーのショー。って感じ。
見終わったときの感覚が、初めてSHOCKを見たときに似てる。
あの時も、話の内容が、って言うか、伝えたいことがイマイチわかんなくて、
疑問符いっぱいな感じで見終わったんよね。その感覚に似てます。
そもそも、革命って、結局なんやったん?
ニッキが最後に、革命を成し遂げるんだ。みたいなことを言ってたと思うんやけど、
具体的な革命の内容が、私にはわからずじまいでした。
たぶん、「革命」ってモノの内容が、この舞台の「伝えたいこと」に通じてると思うので、
それがわからなかった私は、この舞台の伝えたかったものがわからなかったと言うことだと思うと、
ちょっと、残念やわ。
では、舞台の内容へ。
話は、紀伊の国の伝説って言うか、日本の民話?御伽噺がベース。
紀伊の国って言えば、私の故郷和歌山じゃん。
ニッキが、串本節を歌ってて、あ。知ってる。とすぐに反応しちゃいました。
ちょっと、うれしい。
浦島太郎とかぐや姫が、紀伊の国に伝わる話やって事を知らなかったので、びっくり。
勉強になりました。
水の演出はすごかったなぁ。
WSでよく見た、タッキーが水の中をフライングするときと、
それ以外にちょっと出てくるだけかなぁっと思ってたら、出る出る。
いろんな場面で、効果的に使われてました。
おもしろかったのは、
水でできた円とかマークとかを、タッキー達3人が濡れないようにくぐるやつ。
水の流れてない瞬間が、マークになったり、通路になったりして、
その流れてないところを選んで、向こうからこっちに通るって感じで、
タッキーは結構濡れないように、上手く超えてたんやけど、あとの二人はずぶ濡れ。
特に3番目の子。絶対無理。って、もう最初から諦めモードで、
最後の方なんか、もう、堂々と水の壁にぶち当たって濡れてた(笑)。
2番目の子は、最初の方は、何とかクリアしてたんやけど、途中から失敗して濡れちゃって、
最後の方「寒い〜」って言ってたのがおもしろかった。
誰やったんやろ?
2番目の子は、たぶん、塚田君やったような気が・・・違ってたらごめんなさい。
3番目の子は、全くわかりませんでした。もっと、ごめんなさい(^_^;)
話は、紀伊の国・熊野の森の中から始まります。
タッキーは、元々海の民なんやけど、森の民に森に追いやられてて、
いつか海に帰るために、ずっと計画を立ててるのね。
そして、いよいよ時はきた。
海の民が、森を出て、海に帰る日が。
熊野の森から黒潮の海に出て行くシーンの映像が、すっごくよかった。
最初は、セットで造られた船の上に、海の民が乗ってて、その船が動き出すと、
船の前に、スクリーンが降りてくるのね。
そのスクリーンに、船の映像やら、森の木々が映し出され、
その奥に、船のセットに乗ったタッキー達が透けて見えてて、
映像と、実際の出演者との動きがぴったり合ってて、本当に、船が、森の中を移動してるみたいで、
スピード感があるって言うか、爽快感。とにかく見てて、気持ちよかった。
すげーっ。って、声に出してつぶやいちゃったかも。
鯨のセットを見たときには、正直、ちょっと苦笑しちゃう感があったんやけど、
タッキーが、その鯨の背に飛び乗って、槍を抜いちゃうとこはすごかった。
ロープでの回転技は、光一君以上だったように思う。
あくまでも、技の美しさの話ね。
まるで、フィギュア選手のスピンを見てるようだった。
美しくて、ただ回ってるだけじゃなくて、技が織り込まれてて、素晴らしかったなぁ。
ニッキのギャグは、相変わらずで、おもしろかったわ。センスいいんだよね。好き♪
ブランコから落ちてくるバンジーとか、本当に、客席に向かって落ちてくるから、
すごい迫力で、ドキドキした。
ホンマに客に当たるんちゃうかって、正直、ちょっと本気で心配した。
あれ、真下で見てたら、すごかったやろうなぁ。
タッキーが、自分に向かって降って来るんやもんなぁ。
2階席から見ると、水に描かれた文字もよく見えたし、舞台全体がわかっていいんやけど、
2階席の手すりギリギリの空中でのパフォーマンスが、
手すりの影になってというか、角度的に下の方が見られへんかったのが、残念。
大きな輪っかに、河合くん達が座って、なにやらしてたんやけど、ほとんど見えへんかった。
空中で釣られたタッキーが下に降りていってなにやらしてるんやけど、
観客の歓声は聞こえるのに、姿は見えへんし、
結構、客席通路を使った演出が多いのに、それもほとんど見えへんかった。
前の方の右端の席に座ったときは、ジュニアの子が立つための櫓のせいで、
舞台の右奥半分が、全く見えなかった。
タッキーの声はするけど姿は見えず。みたいなのがほとんどで、これはかなり哀しかった。
まぁ、代わりに、花道で踊ってるジュニアの子は、手を伸ばせば届く位置にいたんで、
髪につけてるヘアピンまで見えちゃうくらい、よく見えたけど。
2幕はほとんどおじいさんタッキーやったなぁ。
玉手箱を開けたから、おじいさん。で、宇宙をさまよって、2090年・廃墟の世界に。
このあたりから、話の展開に、だんだんついていけなくなりつつ・・・な私(^_^;)
タッキーのお父さんって、結局、長老の娘と浮気して、雪姫が生まれたって事やんな?
って事は、タッキーと異母兄弟?
ニッキは長老とお父さんの二役やってたって事だよね?
で、このお父さんって言うのが、敵やったんやんな?
ちがうかなぁ・・・(←結局イマイチわかってない)
ジュニアの見せ場がたくさんあって、そのあたりが、さすがタッキー、って思っちゃいました。
台詞も多いし、個人の見せ場もしっかりあるし、みんなの舞台だなぁって。
前に、ドリームボーイを見たときにも、同じ事を思ったように思います。
河合くんって、すっごく楽しそうに踊るんやなぁ。ますます好きになったわ(*^_^*)
歌詞も、ずっと口ずさみながら踊ってたなぁ。かわいい♪
胸にバラの花を挿したガイコツが、廃墟の中にいるんやけど、彼の名は、「イマイさん」(笑)
タッキーおじいさんに、発売したばかりの新曲を勧められ、プレゼントされてました。
「この曲でフラメンコは踊れないかもしれないけど」って言われながら。
そうそう、タッキーもピアノ弾くのね。
ピアノを弾くって言うと、翼君のイメージだったんで、ちょっとびっくりしました。
私は、初めて見たかも。ピアノを弾くタッキーの姿。
タッキーが合図をすると、天井から白い花々が落ちてきて、ステージ上に花を咲かす演出を見て、
あ。SHOCKで見たことある。と思ったのは私だけじゃないはず。
もうひとつ。
タッキーがワイヤーに釣られて2階席へと登っていく姿も、昔のSHOCKで見たぁ♪
って思いました。
タッキーが、劇の途中で、
この帝国劇場で、先輩方をはじめいろんな人たちが、舞台を踏んできました。
みたいな話を始めてね、
それって、この劇の話に、なんの関係があるんや?って思ったわ。
少年隊、光一君、KAT−TUN、関ジャニ∞・・・といろんな名前が出てきたんやけど、
やっぱり私としては、光一君の名前が出てきたときに、一番反応してしまいました。
で、タッキーから紹介があって、スクリーンに映像が流れるんやけど、
その紹介の言葉を聞いたとき、「え?誰かくんの?」って思っちゃいました。
その映像には、仁亀とJUMPが出てきました。
みんな普通に舞台宣伝のコメントしてる映像で、劇にはなんの関係もなくて、
舞台途中に、こんな映像が流れるっていうことに、びっくりしました。
映像といえば、昔のかわゆい頃のタッキーの映像も、流れてました。
こっちの映像は、舞台奥のちっちゃいスクリーンに流れてるって感じでした。
1階の席にも座ったんですけど、天井から演者の方がロープやリングに乗って降りてくるとき
たぶん、それを上げ下げするためのケーブルやと思うんやけど、
機械のモーター音がうるさくて、ちょっと、ってか、かなり耳障りだったなぁ。
あまりに大きな音だったんで、逆にびっくりしました。
芝居中、本番中やって言うのに、こんなに雑音がなってもOKなんや。って。
最後にショーがあって、そういや光一君も昔はしてたのになぁ。って思いました。
知ってる曲は半分くらいやったかなぁ。
客席で、曲のフリを一緒に踊ってる人が、思ったより少なくて、
逆に、ニッキが歌ったときに、すごい勢いで手を振ってる方々がいて、
ニッキのファンが、結構たくさんいてはるんやなぁって思いました。
ジュニアのファンも、もちろんたくさんいるようだったし。
WSで見た、水の壁を越えてのフライングは、ショーも終わったあとの、本当にラストにありました。
タッキーってば、びしょ濡れで、客席の上で、手足振ったりして、みんなに水をかけて楽しんでました。
この時の顔が、いたずらっ子みたいで可愛かったっす。
最初にも書いたけど、革命って言うのがなんなのか、私にはわからなくて、
自分の感覚?感性?の鈍さに、残念でしょうがないんですが、
舞台自体は、見所も本当にたくさんで、見ていて楽しかったです。
舞台であんなに水が降るのも初めて見たし、素晴らしい演出でした。
ニッキも、期待を裏切らない感じで、さすがの存在感があって、素敵でした。