映画 ヤッターマン 〜’09,3,20〜

翔くんが出てなかったら。
というか、娘が翔君のファンじゃなかったら、テレビで放映されるのを待ってただろうな。と思う。
映画、「ヤッターマン」
見終わった感想は、ん〜・・・大きく言うと、
昔、子供の頃、アニメのヤッターマンを見ていた大人が観て楽しい映画。・・・かな。
イヤ、周りにいた子供達も、普通に楽しんでみてたけどね。
でも、ちょっと、一部エロかった、かも。って。
すんません。私が反応しすぎですね(^◇^;)。はい。

映画を観るまでに、宣伝番組を、これでもかっ。って程見てたんで、
なんか、すでに映画を見たような気にもなってたり、
映画で、番宣で見たシーンが出てきたら、「あ。このシーンか。」って思ったり。

その一番が、オープニングシーン。
渋谷をモデルにした「渋山」の駅前が廃墟になってるシーンから始まります。
アクビちゃんのイラストや、ハッチ公の石像なんかを見たとき、
このシーンから始まるんやぁ。って思いました。
いきなりの、ヤッターマンとドロンボーの対決。
登場人物が、順番に、全身ナメな感じの映像があり、最後アップになって紹介されるんやけど、
まずはヤッターマン1号から。翔君の笑顔、素敵ですっ♪
なんか、いきなりテンション上がっちゃう感じ?(*^0^*)
最後はドロンジョ様。フカキョン、かわいいーっ☆
まぁねぇ。私の中で、ドロンジョ様って言うのは、かなり色っぽいイメージだったんで、
フカキョンのドロンジョ様とは、かなりイメージが違うんだけど。
でも、そういうのも許せちゃうほど、かわいいっす。
イメージが合うって言うと、なんと言っても生瀬さんのボヤッキー。
似すぎで怖いくらいっす(笑)

実際に観るまでは、戦いって1回だけやと思ってたんよねー。
でも、計3回、ありました。
これって、すごくない? 少なくとも、私はすごいなぁって思いました。
まぁ、冷静に考えたら、2時間の映画やもん。
そのくらい戦わんと、時間もてへんよね(笑)
だって、基本、30分のアニメ原作なんやから。

1回目の戦い。オープニングのシーンね。
トンズラーVS1号、ボヤッキーVS2号、で戦うんやけど、
スピード感もあって、迫力満点な感じで、すごかったなぁ。
CGがすごいねん。
トンズラーがもってる棒が、如意棒みたいにグイィーーーーンッて伸びて、
それで車を吹っ飛ばし、1号がその車をジャンプして避け、
ケンダマジックで剣玉の玉を操るんやけど、その動きがまた、複雑で、でもいい感じやねん。
玉の行方を目で追いかけるんやけど、見失ったりしたわ。
まぁ、ちょっと残念やなぁって思ったのは、玉の色が赤じゃなくて黄色やったことかなぁ。
1号の持つ剣玉の色は、赤、っていうイメージがすっごくあったからね。
色が違うっていう話になると、なんでヤッターワンが全身赤やねんって話もあるけどね。
まぁ、そんな細かいことは言い出したらきりがないから、目をつぶろう。
ケンダマジックや、ビリビリステッキで、電流を流されたボヤッキー達の姿が、
ガイコツ丸見えの姿になるとこなんかも、そのまんまでおもしろかった(*^_^*)

メカに戻ったドロンボー。
ボヤッキーがボタンを押す前に、カメラ目線になって、
「皆さんお待たせしました。さぁ、ご一緒に。はいっ。『ぽちっとな♪』」
っていいながらボタンを押したときには、心の中で一緒に
「ぽちっとな♪」って言ってました。 ←一応常識ある大人なので、声には出さなかったらしい(笑)
戦いは、ドロンボーが優勢で、もうちょっとで勝ちそうってところで、
勝利することに喜んでたドロンジョが、なぜか自爆ボタンを押しちゃって、
ドロンボーメカが爆発して負けちゃうと言う、まさにお約束な感じで終わり。
その終わり方が、とってもナイスです(*^0^*)
メカが爆発したあとは、ドクロの煙もあり、ぼろぼろ姿の3人が自転車漕いでると
「おしおきだべ〜」のドクロベエ様の声が聞こえ、3人が順に吹き飛んだあと、
誰も乗ってない自転車だけがキコキコ動いたあと、ぱたんと倒れるという、
どこまでも、「そうそう、こんな感じやったー♪」って言うシーンの連続で、
それだけで、なんだか嬉しくなっちゃいました。
ぼろぼろ姿も、もちろんナイスな感じで、
ドクロベエ様に、「ボヤッキーが全部悪いんですっ」って罪をなすりつけるドロンジョと、
その言葉に反論しようとするボヤッキーと、それをたしなめるトンズラーと、という、
そんな3人の関係性までが懐かしく、やっぱり、ナイス、でした。

そして、1回目の戦いが終わると、次のメカを作るための資金を集めるために
ドロンボーはインチキ商売を始めます。
結婚前の女性をきれいにするという内容の商売。
真っ白なウエディング姿のドロンジョ様、かわいかったな。
集めたお金を使ってメカを作るんやけど、そのシーンの時に、
ドロンボーの3人で、ドロンボーのテーマソングを歌うねん。
それがまた、めっちゃかわゆいっ♪
フカキョンの声が、たまらなく、かわいいんだよねぇ。
これ、堂本兄弟に出てたときにも歌ってて、その時にも同じ事思ったんだよね。
でねぇ・・・、できたメカが女性の体をモチーフにしたヤツで、
おっぱいボヨーンって出てるメカなんよなぁ。
このあたりから、かなり路線が、エロ、になっていきます。

ドロンボーがメカを作ってる間、ガンちゃんもヤッターワンのメンテナンス。
メカをいじってるガンちゃん、って言うか、翔君、やっぱり素敵です。
オボッチャマがドロンボーの情報をつかんできて、早速出動。
その前に、変身ですっ☆
「ヤッターーーッ」と言いながら両腕をあげると、着ていたつなぎが空中で裏返り(笑)
ヤッターマンのコスチュームに。
ジャンプしたガンちゃんが、袖を通して地上に降り立つと、ヤッターマンに。
おぉーっ。見た見た♪こんな感じ、こんな感じ♪
アイちゃんもかわいいよっ。
所々に付いてるアップリケ(?)がまた、とってもキュートでした。

行き先は、エジプトならぬオジプト。
ヤッターワンって、そういや、空を飛ばなかったのね。
ずっと走って行くねん。高速走るときには、ちゃんとETCも忘れずに(笑)
海の上を走るときには、波しぶきもバッシャーンかかって、よっ、水も滴るいい男☆ってか(笑)
オジプトでの戦いがねぇ。ちょっと、子供にはエロすぎじゃない?って感じでした。
ドロンボーのメカの攻撃が、おっぱいから発射されるマシンガンなんやけど、
ダダダダダダッ、って打つときに、メカが、「あんっ、あんっ、あんっ。」って感じで、
ヘンな声を発すんねん。(^_^;)
正直、この効果音には、かなり引いてしまいました。
子供も見てるんですけどー・・・・って。
マシンガンのあとは、おっぱいがパカッと開いてミサイルが発射されるんやけど、
やっぱりそっち系の効果音というか声が発せられます。
ここまでだったら、まぁ、まだ笑って許せたんやけど、この後さらなる極めつけが。
やられて倒れたヤッターワンに、ガンちゃんがメカの元を投げます。
そして出てきたのが「アリンコ」
ちっちゃいアリンコが、ドロンボーメカに這い上がって、あちこち噛み始めます。
それによって、少しずつ崩壊していくドロンボーメカ。
なんやけど、アリに噛まれるときにも、「あんっ、あんっ」って声を上げんねん。
そんで、壊れながら、顔の部分が前に飛び出して、ヘンな声出しながら揺れるその顔に
なんとっ。
ヤッターワンが、感じちゃうのよ。興奮してきた。とか言って。
何?この展開?ちょっと、あり得ないんですけどーっ。って思いました。
もうね、私もですけど、横で見てた娘なんて、ドン引きです。
でね、もうたまらん。とか言いながら、あんあん言いながら壊れていくメカに近寄っていき、
最後、抱きついちゃうんですよ。
ヤッターワンが、女性の体のドロンボーメカに。
そして、ドロンボーメカと共に、ヤッターワンも爆発してしまうという、
なんじゃそりゃ?!な、展開です。

でも、この後、私の中でイチバンのシーンがあるのよねぇ。
んふふ。(*^_^*)
メカの爆発の影響で、建物が崩れ、その瓦礫が倒れたドロンジョの上に。
それに気付いた1号が、間一髪のところでドロンジョを助けるの。
難を逃れた二人は、ガンちゃんがドロンジョを抱きかかえるようにして見つめ合います。
ガンちゃんの、じゃなかった、1号の腕の中で見つめ合う二人。
「こんな形で決着をつけたくないんだ」とドロンジョに言う1号の頭に、瓦礫が落ちてきて、
一瞬、気が遠のいた1号が、がくっと頭を落とした先には、ドロンジョの唇。
二人はキスしてしまうのです。
アイちゃんの目の前で。あ。もちろんボヤッキーとトンズラーも見てます。
唇を離し、再び見つめ合う二人。
ドロンジョ様が恋に落ちた瞬間です。初恋。
この後のドロンジョ様が、また、私的に胸キュンなんです。
何をしてても、1号の姿が頭から離れなくて、その姿が、ホント、恋する女の子なんだよね。
お風呂の中で、彼を思ってる表情が、とってもイイですっ。
指令を伝えに来たドクロベエに、その恋は諦めろ。と言われるのですが、
「初恋なんですっ。」
と訴える所なんかは、切なくて、かわいくて、思わず応援しちゃったよ。
笑ったのは、ドロンジョの妄想シーン。
ドクロストーンが全て集まると、夢が叶うと信じているドロンジョ達は、
それぞれの夢を、想像するのね。
で、ドロンジョの夢っていうのが、夕方、街で豆腐を買ってると、愛する旦那様が帰ってくる。
と言う、とっても普通な生活をしてる風景なの。
最初にその風景を想像したときには、旦那様の顔が見えなかったんだけど、
1号に恋したあとに見る風景の中の旦那様は、しっかり1号なの。
しかも、会社帰りやからスーツ着てるんやけど、顔にはしっかりマスクをしてるんだよね。
スーツ姿にあのマスクは、結構笑える(笑)
でも、ドロンジョは、1号の顔を知らないわけやから、仕方ないんだよなぁ。

3回目の戦いに向けて、次のメカを作るためのドロンボーの店は、回転寿司。
客の中には、ドロンジョ様とトンズラーの声優さんが出演してて、
まさに、あの声で、会話してるんですよ。
まぁ、今はアニメで聞けてるんで、感動としては、アニメが始まった時に比べるとまぁまぁなんですけど、
本人がねぇ、って言うのは、やっぱ、貴重なことではないかと。
お二人のお姿を拝見して、このアニメの長さ・歴史を感じましたです。はい。
で、次に作ったメカは、イカをモチーフにしたもの。

ドロンジョ様が恋に悩み、ドロンボー一味がメカを作ってる間、
ガンちゃんも、壊れちゃったヤッターワンの代わりになるメカを作ってます。
作りながら、ドロンジョ様とのキスを思い出すガンちゃん。
ガンちゃんが、自分の唇にそっと触れる仕草は、ちょっと、ドキドキです。
思い出して、ちょっと揺れてる?
そんなガンちゃんの姿を、離れたところから見ているアイちゃんも、切ないです。
で。
できあがったのが、銀色に輝く、ヤッターキング。
おぉーーーっ。ヤッターワンだけじゃなかったんやぁ。
しかも、出動するとき、ちゃんとBGMが、ヤッターキングの歌やねん。ブラボー♪
そうそう、出動やねんけど、ガンちゃんの家って言うか、ヤッターマンの基地って新橋駅前なのね。
あ。新橋をモデルにした街か。
それで、ヤッターワンは、駅前のSLの下から出てくんねん。
そんで、ヤッターキングはガンちゃん家の下から出てくんのやけど、
家が、ウイィーンって、後ろに倒れて、その下から出てくるという、
さすがアニメって感じの登場です。(笑)

3回目の戦いの場所、南アルプスならぬ、南ハルプス。
1号とドロンジョの間に、微妙な空気が流れる中、ドクロストーンが4つ揃います。
戦いの中で、ドロンジョが1号に、なんと、告白すんねん。
以下の台詞はニュアンスね。
「私は泥棒に身も心も捧げた女。そんな泥棒の私から、1号は私の心を盗んだ。
 私から盗むなんて許せない。だから私もあなたの心を盗む。」
とまぁ、遠回しな、ちょっと屈折した告白。でも、そこがまた、かわいいじゃないかっ。
しかもそのあと
「そのためには、お前の存在が邪魔なんだ。」
って、2号に攻撃を仕掛けんの。
ドロンジョからのビリビリ光線を浴びて苦しむ2号。
そんな2号を見て、2号に駆け寄り、庇うように抱きしめ、一緒に光線を浴びる1号。
そんな二人を見るドロンジョの瞳が、切なそうに見えたのは、私だけかな?
攻撃を止めたドロンジョに
「僕たちは二人でヤッターマンなんだ。」って2号を抱きしめながらいう1号。
ドロンジョ様が失恋した瞬間です。んーっ、切ないぜ。
でも、ちゃんとアイちゃんを選んではっきり言ったガンちゃんは、かっこいいぜっ。

ドクロベエが姿を現し、ドクロストーンが全て揃ったことで、時空が歪み、
時を自由に行き来しようとするんやけど、
ドクロストーンが揃ったら夢が叶うんだと思ってたドロンジョ達は怒っちゃうのね。
ドクロベエは、そんなドロンジョを、自分と一緒に時空のゆがみへと連れて行こうとすんの。
もう少しで時空のゆがみに飲み込まれそうになるドロンジョを救うべく手を差し出したのは、
なんと、アイちゃん。
片手でロープをつかみ、もう片方の手でしっかりとドロンジョの手を握りながら、
「恋にはライバルがいないと、つまらないでしょ。」と。
んーっっ。かっこいいぜ、アイちゃんっ。
アイちゃんのつかむロープを引き寄せたのは、もちろんガンちゃん。
みんな助かって、ドクロストーンを壊すべく、まるでバレーボールのようにしてパスをつなぎ、
ドロンボー達から、ヤッターマンへとパスされます。
最後のパスを出したのはドロンジョ様。
二人を見ながら、「ヤッターマンッ。」って呼びかけて。
そのパスを受けた二人は、二人でハートのポーズを作りながら、ドクロストーンを破壊。
そして、戦いの続き。(笑)
結局ドロンボーが負けて終わるんやけど。←戦いの内容は、ばっさり割愛。
戦いが終わった後やったか、ドクロストーンを壊した後やったか、忘れたんやけど、
ドロンジョ様とガンちゃんが、視線を交わすんだよね。
あのシーン、好きですっ☆
戻ったドロンボーは、恋にも破れ、ドクロベエもいなくなったって事で、解散。
それぞれの道に分かれて歩き出すんやけど、3本の道は、先で結局1つになってるという、
どこまでもお約束なパターンで終わります。
そうそう、この、別れのシーンで、泥棒を止めたって事で、どんな衣装に替わっても、
決して外さなかったメガネを、ドロンジョ様が外し、素顔を見せてくれるのよねぇ。
ドロンジョ様の最後は、かっこよかったっす。

エンドロールは、もちろん嵐の「Believe」をBGMに、映画のハイライトシーンが流れます。
それを見ながら、これ見るだけで、話ほとんどわかるかもなぁ。なんて思ってました。←おい。

そしてっ。
この映画はこれで終わらなかったんですっ!
アニメ原作って事に、どこまでもこだわってるなぁ。と感心させられました。
なんと、次週予告があるんです。最後にっ。
最初は、「え?!もう映画の続編が決まってんの?」って思っちゃったんですが、
「来週も見るんだコロン♪」って言う台詞もあったりで、これが、アニメと同じ、
あくまで「次週予告」なんだって事がわかり、感動しました。
だって、オマケみたいなもんじゃん。本編ちゃうやん?
そやのに、その中に、白いドロンジョ様とか、ヤッターペリカンとか出てくんのやで。
見たいじゃん(笑)
いやぁ。監督、天晴れです。ブラボーです。素敵です。

最後まで、本当に楽しかったです。
まぁ、途中のエロなとこはどうかと思いましたけど。
おもしろかった。迫力あった。かっこよかった。かわいかった。
そして、ちょっと切なかった。
いい映画でした。 ありがとうございました。

あ。最後に。
この映画には、考古学者の父とその娘が、結構重要人物として出てるんですが、
その部分は、がっつり、ばっさり、割愛させていただきました。
ご了承ください。(笑)

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