2023/12/31更新
シンセベースエフェクター「Future Impact V3」入手しました。
ベース関連の機材はそれほど多くない方だと思いますが、何かのネタなどで備忘録的に使えればと思い機材紹介のページを作ってみました。
基本的に使った楽器は愛着が沸き、手放したことはありません。
購入している年代にもよりますが、偏った趣向です。
よく使う楽器から紹介します。
Moon JJ-5 Walnut Bartolini TBT Preamp
最もライブで使用している、素晴らしいベースです。
1995年頃、横浜のイシバシ楽器で偶然出会ってしまいました。
試奏するも高くて手が出ず、お金を用意して再び入店しゲットした思い出深い楽器です。あの時買っておいて本当によかった。
4.8㎏、とても重いですが、ジャズべらしいどんなバンドでも使えるいい音です。
ドンシャリ音が苦手なので、 Bartolini TBT Preampとの組合せは私の理想的な音です。(今TBTはないですね)
リアピックアップあたりで弾く出音が一番の好みです。
オイルフィニッシュのため、弾いた分だけ楽器に傷が残りますが、それも自分が弾いてきた証ということで。
Bottom Wave MB-5 AERO Pickup & Bottom Wave Preamp (Roland GK-3B Mount)
HAYASAKI BANDのギター、てりぃとお茶の水の楽器屋散策してる時見つけたベース。
2005年頃、色などをオーダーして購入しました。
4.9kg、これも重いですが、'70ジャズベースサウンドの良さを引き出してくれる楽器です。
Foderaの正規代理店「Ven Corporation」が製作するオリジナルモデルで、ハードウエアはFoderaと一緒!?
Foderaの音にはならないですけどね。
V-BassピックアップGK-3Bをマウントして、いろいろ楽しんでおります。
NS Design CR5M EMG Magnetic Pickup & Polar Bridge Pickup System
一度使ってみたかったアップライトベース。あのスタインバーガーが手掛けたエレクトリックアップライトベースです。
2012年頃、新境地へ...と購入を決意。秋葉原のイケベ楽器で買いました。今ではかなりの使用頻度です。
Polar Piezoピックアップシステムは、弓弾きと指弾きに合わせた出音を絶妙に再現できます。
更にEMGピックアップのおかげで、アップライトとは思えないサスティンまで実現できます。
弦裏通しのボディは、オリジナル弦以外のコントラバス弦も使用できるよう工夫されてます。
楽器自体の重さは4.4kgですが、専用スタンドを合わせると7.7kgになり、持運びは一苦労。
ライブでJJ-5と一緒に持込むと寿命が縮まります。演奏してる時はスタンドが支えてくれて楽なんですけどね。
弓は渋谷のイシバシで偶然発見!元々は高品位ベースが1台買えるぐらいだそうですが、2万円でゲットできました。
Ibanez EHB1505MS Nordstrand Pickup & Vari-mid 3-band EQ
新型コロナ渦の中でライブができない中、少しでも楽器に触れていたくて買ってみた新ベースは、なんとヘッドレス&ファンフレット(マルチスケール)。
昔から上記ジャズベースの重さに悩まされ、軽いベースということでこの種類のベースをチェックしていました。この楽器の重さは3.3kg、付属のギグバッグはギター用のものでした。
海外メーカーに比べて比較的コスパのよいこの機種をチョイス。納品までに半年以上かかりました。(コロナ渦の工場閉鎖&物流遅延など)
しかもこの塗装、簡単に剝がれるため、初期不良として返品。(上写真の左側が初期不良品、一緒に並べてみました)
多分同じ機種、同じ色の楽器の個体差を弾き比べできる機会はそうないと思います。驚いたことに、新しく届いた楽器の方がしっかり胴鳴りするのです。個体差ってあるのですね。この色はこういった事情?からか初期ロットしか製造されておらず、Ibanezのホームページにはこの色がなくなってしまいました。(ある意味貴重かも)
ファンフレットは最初戸惑いますが、すぐ慣れます。
フィンガーランプがあると、指弾きの時深く指が入らなくなり、軽快なフィンガリングになる感じです。
ボディに爪が当たる場所にはキズ防止のため、アコギ用の透明ガードシートを貼ってあります。これは剥がして水洗いで再生可能なので便利です。
購入時に付いてきたフレットラップもいい感じで不要な倍音が取れて、音色がタイトになるような気がします。
ヘッド部分に付いてるBOSSのTU-05ですが、多分最小かつ見やすい表示で素晴らしいチューナーです。
ヘッドレスだと配置する場所が小さくて、付けられるチューナーがなくて困っていたのですが、これなら大丈夫。
USB充電のみという割り切りが、このサイズを実現しています。
こんな感じでちょこちょこ手を加えて、自分に合ったものにしています。
ジャズベースとはまた違ったサウンドということで、今後ライブ、セッションなどで使用するのが楽しみです。
TUNE TB-01 EMG 80's original Fretted
2021年8月に横浜のGeek IN Boxでようやく見つけた、80年代当時のEMGピックアップが付いたPearl Pink品。
この色のフレッテッドが見つかったら買おうと思っていたもので、念願が叶いました。
重さは3.6kg、メンテナンスのおかげで、ガリノイズ等もなく、とてもよいTUNEのEMGサウンドが実現できます。
普段5弦ベースばかり使っているので、これからはこれも使ってみようと思います。
TUNE TB-01 TUNE Original Pickup(Magnetic & Piezo) Fretless
1989年頃、TUNEへ直接オーダーした思い入れのあるフレットレスベースです。
Pearl Pinkは当時派手であまり使ってる人いなかったと思います。重さは3.7kg、Piezoピックアップ追加分多少重い感じでしょうか?
フラットワウンド弦を張ったまま、ほとんど弦交換してません。フレットレスということもあり、実はあまりライブで使っていないです。
当時オーダーした際に間違ってフレッテッドが届き、TUNEが白色ネックのフレットレスを一時的に組込み、ライブ使用したことがあります。
その時の間違って組込まれたフレッテッド感がなんとなく記憶に残っていて、「これでもよかったかな~」という感覚を今まで引き擦っていました。
ようやく念願叶ったという感じです。
せっかくですので、一緒に並べた写真もアップしておきます。
若干ですが、色味が違いますね。
こんな感じで同じようなものを並べてるのは、完全趣味の世界です。
AriaProⅡ SB-R80 AriaProⅡ Original Pickup”MB-Ⅱ”×2 (Passive)
1981年、高校生の頃に買った最初のベースです。スルーネックなのに、当時8万円というコスパの高さ。
重さは4.1kgあります。
自分で買った訳ではなく、当時交通事故に合い保険金で入手できたものです。
そんな曰く付きのベースですが、この楽器の存在がその後ベースを40年も続けられたきっかけとなりました。
その時巷ではDuran DuranのJohn TaylorやMarcus MillerがSB-1000(Active)を使ってて、ピックアップ2つでなんかかっこよくてチョイスしました。今思えば名機と呼ばれるSB-1000にすればよかったと思うところもあります。
しかしながら、このベースも輪郭がしっかりしてていい音です。各ピックアップを別々にコイルタップできたり、好みの音創りが簡単にできるところは素晴らしいです。
FERNANDES ZO-3 BASS 「PIE-ZO」
2005年頃?Hardoffで見つけて衝動買いした宴会用ベース。といっても重さは3.2kgもあるんです。上で紹介したヘッドレスベースぐらいの重さです。
初期のPIE-ZOは名前の通りPIEZOピックアップのみ。本体内蔵スピーカーからの出音は歪んでいて、音量上げると割れまくってました。
このため、スピーカ周り、ボディ裏のほぼ全域を占める配線カバー部分を遮音部材でデッドニング。最大音量でもビビりのない状態に改造しました。スピーカーも交換できそうですが、そこまではしていません。
BOSS ME-50B Multi Effector
ロングセラーでしたが、最近は販売終了してますかね?数あるBOSSエフェクターの中でも名機だと思います。
購入は2003年頃、3.3kgとちょっと重いです。
コンプのセッティングがとてもよく、ほとんどのライブはこれ一つでやってます。
Roland V-Bass System COSM Bass Sound Module(with GK-3B Divided Pickup)
2002年頃発売されたV-Bassシステム。購入したのは2006年頃、渋谷にあった黒澤ベースセンターで。当時9万円ぐらいしたでしょうか?
GK-3Bディバイデッドピックアップで鳴らすシンセベースというより、COSM音源モジュールで様々なベースや他楽器をシミュレートするもの。つまりこれがあれば、ジャズべやプレべ、スティングレイやサンダーバードの音が出せるばかりか、ピックアップ位置をブリッジの中やネックの上など通常あり得ないベースまで再現できます(V-Drumsでもこのような設定できますね)。ミュージシャン指定なら、Jaco、Richard
Bona、Billy Sheehanなど。Pat MethenyのGR-300のシンセギター音も出せます。
当時紹介記事を見たとき、本当に感動したものでした。
本体重さは4.8kg、重たいベース1本分あります。それでも上で紹介したBottom Wave MB-5にGK-3Bピックアップを付けてライブに持込むことがあります。使える音が意外と多いのです。シンセベース音では、Moogなどのビンテージシンセベース音が本当によくできています。
この楽器が壊れたらどうしよう~と考えていた2020年の11月、コロナ渦の断捨離でしょうか?、Hardoffで11,000円で売られていたため、部品交換用ぐらいのつもりで即買い。動作確認してみたら完動美品!幸運としか言えない巡り合わせでした。
置き場所は取られますが、それ以上のうれしい買い物です。.
余談ですが、同じRolandの更に古いシンセベースG-77、これが見つかったら欲しいものの一つです。
ZOOM MS-60B MULTI STOMP BASS PEDAL
ZOOMのロングセラー、これも名機でHUMPBACK engineeringから内部部品を変えたTuneup品が出るほどのものです。
実際使えるセッティングがたくさんあり、シンセベースなども割と使えます。
電池込みで重さ370g!これだけのサイズと機能で1万円以下というコスパは魅力です。セッション/ライブもこれ一台でOK。
ギグバッグ一つで出かけるときには必需品です。
FUTURE IMPACT V3 SYNTHBASS MODELING PEDAL
名機で入手困難に近いAKAI professional製「Deep Impact」をオマージュして作り上げたアナログシンセベースモデリングエフェクタです。音をつまみでパラメータ毎に変えられるだけでなく、PCから専用エディタでアナログシンセライクな音創りができます。接続はUSBにして欲しかった...(MIDI接続なのです)。
プリセットは99種類、その中の21~29番は、Deep Impactのプリセットを継承しています。
ちなみにこんなことができます。
ACアダプタのみ電池駆動なし重さ600g!値段は高いけど、V-Bass持って出かけるよりはラク、かつこっちの方が音がイイとなると、今までの買い物は何だったんだろう...と思えるがそれはそれでいいのです。これからは多用しようと思います。