直線上に配置
ケネディ宇宙センター 〜 マイアミ出発


 第21日目/5月23日(木)
 Cocoa Beach ⇒ Kennedy Space Center (ケネディ宇宙センター)
 ⇒ (Miami) ⇒ Islamorada


                  Ismorada
       
ケネディ宇宙センター          キー・ウエストのモーテル

  朝から気温25℃。さすが
フロリダだ。半袖と短パンで十分。
ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)に向かう、というか戻る。
途中、ガソリンスタンドで水とコーヒーを買う。昨日のユニバーサル・スタジオでの水の値段を思い出し、今日は準備万端で臨む。
  入場料27ドル56。日本語のオーディオガイドが5ドル30。結構お金がかかる。
センター内は広く、専用のシャトルバスで見学することになる。
IMAXシアターの3-D映像のスクリーンは馬鹿でかい。実際の宇宙飛行中に撮影されたシーンがたくさん見られる。迫力満点!。
LC39 Observation Gantry では、シャトル発射台を遠くから見ることができる。
Apollo & Saturn V Center では、Apollo と Saturn ロケットの展示室。
残念ながら、
International Space Station Center は、昨年9月11日の世界貿易センタービルのテロ事件以降クローズされていた。Shuttle Explorer では、実際に何度か利用された Shuttle Orbiter 内を見学。お土産に宇宙食アイスクリームを買う。
  センター内は自然保護区にもなっており、めずらしい動物や植物が生息している。食事中に鳥が飛んできたり、ワニやカメが池で見られた。
今回の旅行では日本人にはほとんど会うことがなかったが、さすがここでは3グループほどツアー客と会った。もっとゆっくり見学したかったが、2時に出発。
キー・ウエスト(Key West)を目指す。
  マイアミ市内はかなりの渋滞。マイアミからキー・ウエストへのI-95 は海を臨めないのが惜しい。とにかく今日は、行けるだけ行って宿を探すことにする。途中で、サンセットが見られそうだ。8時少し前、ステキなレストランを見つけ、サンセット、パームツリー、潮風を楽しみながらの夕食。
Islamorada という町の Star of the Sea というモーテルにチェックイン。
このあたりのモーテルは、料金も高いとは覚悟していたが、チェックインしてみて裏側がプライベート・ビーチとなっており、プールもあり納得する。月明かりと潮風に誘われてしばし散歩。
明日は早起きして、サンライズを見たいな〜。

                
走行距離  328.1マイル (累計 6,196.2マイル)



 第22日目/5月24日(金)
  Islamorada ⇒ Seven Miles Bridge (セブン・マイル・ドライブ) ⇒
  Key West (キー・ウエスト/へミングウエーの家) ⇒ Everglades N.P.
  (エバーグレーズ国立公園) ⇒ Miami


         seven miles bridge                        everglads
         キーウエストのセブン・マイル・ブリッジ    エバーグレーズ国立公園の入口

  6時半起床。今日は曇っていて、ロケーションは最高だがご来光は見られない。
雲の間から朝日が洩れ、海面に射す光もまんざらではない。
モーテル裏の海岸を散歩する。暑くもなく、寒くもなく、心地よい波の音と潮風が身体を包む。
青い海、白い砂、2〜3日こんなところでノンビリしたいな〜っ。
  今回の旅行コースを決める時、
キー・ウエストまでのドライブは絶対希望条件であった。ドライブの最後を飾るのにも適当だろうと考え、最終的に今回のコースに決まったのだ。
昨夜通った
Key Largo、昨夜泊まった Islamorada に続き、Marathon と島々を渡りいよいよセブン・マイルズ・ブリッジ (Seven Miles Bridge)へ。右にメキシコ湾、左に大西洋を見ながらのドライブ。朝方の雲のすっかり去り、真っ青な空、エメラルド・グリーンとターコイス・ブルーが交互に重なり合う海、車の窓を全開して、時速70マイルの速度で、潮風をビュンビュン受けながら走る。これが夢見ていたセブン・マイルズ・ブリッジでのドライブなのか。感激。
  キー・ウエストまでは思ったより時間がかかる。途中、休憩をとったがモーテルを出てから約2時間半かかる。
へミングウエーの家 (Hemingway House)は、手短に見て回る。あちこちに猫がウロウロしたり、昼寝をしている。へミングウエーは猫好きで、飼い猫の子孫が今では50匹を越えるとのこと。
アメリカ最南端の
Southernmost Point で記念写真を撮り、マイアミへ戻ることに。
明日の朝は慣れ親しんだリンカーンや「ナビ子ちゃん」ともお別れ。実質的に最後の日が今日だ。もう一つ行きたいところがあった。このマイアミ地区にも国立公園があるのだ。キー・ウエストからマイアミまで戻り、違う方向に田舎道を進む。時間がどんどん経ってくるので、少しスピードも上がってくる。
 
エバーグレーズ国立公園 (Everglades National Park)のビジターセンターに着いて、何とか最後の時間のボートツアーに間に合うかもしれない。それにしても、このビジターセンターからボートの出るフラミンゴ・ビジターセンターまでは38マイルもある。この日最後のボートツアーに参加する。残念ながら、期待していたほどの動物には会えなかった。アリゲーターやサギのような鳥は見られた。マングローブの林の間を走るツアーで、それなりに好い景色ではあったが、、、。
  マイアミ市内へ戻る途中で、マイアミ空港に寄る。明日は車を返却しなければならないので、その下見である。もう、あたりも暗くなっていたが、返却の場所と返却前の給油の場所を確認する。モーテルへチェックインしたのは21時近く。お疲れさまでした。

                
走行距離  346.3マイル (累計 6,542.5マイル)




 第23日目/5月25日(土)
 Miami ⇒ Miami 出発 (New Yorkへ)


      car return             navigator
              マイアミ空港のハーツの返却場所                     大活躍の「ナビ子ちゃん」お疲れさま!

  朝8時にチェックアウトして、ハーツの空港営業所へ向け出発。
昨日下見の通り、途中で最後の給油をして返却の準備はOKである。
  この旅行は、まだまだ続くような気がする。何だか惜しい気持ちに。でも、そろそろ終わりにしなければならない。まるで我が家のようになった「リンカーン」。
我が家の一員のようになった「ナビ子ちゃん」。事故もなく、無事に終着点まで連れてきてくれて有り難う。
  ハーツの営業所に着くと、Rental Return の表示の通りに進むと、係員が慣れた段取りでマイル数のチェックをして、カウンターへ行って精算。
空港までは、送迎用のシャトルバスで送ってもらった。では、娘の待つニューヨークへ。

  今回の旅行全体を通しての雑感を2点ほど。
ひとつは、これまでもアメリカには数回行っていたが、どうしても飛行機とバスの旅でした。
言ってみれば、点から点への移動で、都会から都会への移動。せいぜいラスベガスからグランド・キャニオンの途中の自然の景色くらいしか味わうことができない。アメリカは広い面積の国土の内ほとんどが手付かずというか、手をつけられないような自然であるということ。従って、都会もなく、そこに住む人々は大自然を相手にした生活であることを改めて実感したことである。交通機関の問題があるので、やはりレンタカーを借りてのドライブ旅行でなければ体験できないことだ。
  二つめに、よくアメリカを西海岸と東海岸地域を比較する形の話がでるが、アメリカの多くの地区はどちらにも属しない地域であり、それぞれの地域の歴史や文化をもっている。地域が違えば、気候が違えば人々の気質が違うのも当然。日本のような狭い国土に住む国民にはなかなか理解できない「おおらかさ」というか、懐の深さを感じた。
  なお、これからドライブ旅行に挑戦しようと計画されている方は、くれぐれも交通事故やトラブルには十分注意をしてお楽しみ下さい。

  今回のドライブ旅行、
総走行距離6,550マイル。キロにして10,480kmでした。
  また、
ガソリン給油は、合計 270.11ガロン1,022.3リッター)でした。

                
走行距離  7.5マイル (累計 6,550.0マイル)

 
                                                              クルマ

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