安全学研究所紹介



設立の経緯
 
安全学研究所は、昭和62年(1987年)から、辛島司朗、恵美子夫妻による安全の問題の根本的な問い直しをきっかけに個人的研究活動の形で活動を開始いたしました。
 その後、日本経済のバブル崩壊直前に、財団法人の設立準備会を重ねていた前歴がありますが、今回諸般の事情を斟酌加味してNPO法人として新展開をすることになりました。
  安全学研究所の名前のままですが、NPO法人化(2004年09月17日東京都認証)したのは、純粋な研究活動のほかにも広く実際的問題を扱いながら、すべてを安全の観点から統一づけ、安全を根本に据えて社会、世界のために、力を尽したいという趣旨からです。

活動の目的及び目標
 
 NPO法人安全学研究所は、現実の安全の問題の解決という問題に十分に対処するため、また本来的に実践的な学である安全学理論の整備拡大にも資するために、従来の理論的な活動に止まらず実践活動へも活動を拡大し展開したいと考えています。

目 的

 この研究所の目的は、真に安全な社会の実現に寄与することです。そのための二種類の活動、すなわち理論的と実践的とをバランスよく、進めてゆく予定です。
 まづ理論的に、安全とはなにか、安全の問題はどんな構造なのかといった安全の一般的理論の整備、個別具体的な安全問題について、その解決に必要な知識、方法論を検討吟味します。
 そうして、概論、総論を備えた安全学体系を構築し充実させてゆきます。
 その際には、具体的な諸問題領域における問題の共通性を取り出すと同時に、異質性や相反性を弁えながら、縦割り的問題分割をこえた全的綜合問題として理解しなければなりません。それには、ひろく安全問題に携わる学術研究者や関連の技術者との協力・連携も必要ですが、専門家ばかりでなく、広く多様な専門領域をこえた一般市民や行政との連携が不可欠です。
 これからはそのような連携に重点をおくとともに、実地にも、必要な実態調査やその技術研修を主宰してゆくことにしています。

定款

趣旨書


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