Slow Down 7. ドライブ心得A


 横断歩道の両脇に雪洞(ボンボリ)のようなポールが立っている所がある。
(Abbey Road の写真を参照)
このボンボリはbeacon と呼ばれていて、歩行者優先の横断歩道なのです。
従って、横断しようとする歩行者がいれば、車は必ず一時停止をしなければならない。
また、横断歩道の手前にジグザグのラインがあれば駐停車禁止区域である。イギリスでは交通違反に対する罰則は厳しいようなので、注意!注意!

 制限スピードは、M道路で70マイル(約112キロ)、A道路で60マイル(約96キロ)、B道路で50マイル(約80キロ)が基本だそうだ。M道路、A道路には頻繁に監視カメラ設置の注意が出てくる。(公明正大?)
比較的スピードは守られているようだった。

 もう一つ注意が必要なのは、イギリス独特のラウンドアバウト(roundabout)。
ある程度のシュミレーションはしていたつもりであったが、いざ直面してみると思うようにいかない。単純な交差の所であれば難しいこともないが、5本、6本の道が交差する所などは何番目を曲がるかというようにしないとグルグル時計回りをしている間に方向感覚が分からなくなってしまう。
三車線になっているラウンドアバウトもある。そうすると、右方向に行く場合は、内側の車線から進入して回りながら徐々に外側の車線に変更していかなければならない。何度か後ろの車からクラクションを鳴らされた。
直前に標識が出てくるのだが、一瞬で地名により方向を知ることは、よそ者には至難の業である。
おじサン、何度も間違えてしまった。間違えたときには、次のラウンドアバウトで修正した。




ラウンドアバウト基本形

ラウンドアバウト基本形

究極のラウンドアバウト

究極のラウンドアバウト
前  へ 次  へ