予定より半日から一日ほど遅れ気味だったので、その日（ちょうど中間のドライブ５日目）は早めにホテルを出発した。
インバネス Inverness に向かう前に、途中にあるシェクスピアの「マクベス」の舞台というコーダー城 Coder Castle と、イングランド軍とスコットランドのジャコバイト軍との戦いの場となったカローデン古戦場 Culloden Battlefield を見学した。
コーダー城には９時に着いたが、開館が１０時と遅いので、外側からの見学ですませた。残念ながら城の全体を見ることはできなかったが、かえって幻想的な感じがした。
スコットランドといえば、タータンチェックのキルト（kilt）が伝統的な衣装として有名だ。
映画「BRAVEHEART」でもキルトの服装でイングランド軍と戦っていた。
インバネスの町の中心に、キルトメーカー・ビジター・センターというのがある。お土産屋の２階に展示コーナーが作られている。さまざまな色と柄のタータンチェックの生地が製作・展示されていた。例の映画の撮影で使用された衣装というのもあった。
思い出すと数十年前、初めて仕事でイギリスに来た時に、ロンドンのお土産屋さんでタータンチェック柄のスカートをおばサンに買って帰った。家でそれを身につけた娘が可愛かったな〜ぁ。
タータンチェックの色、柄は家系によって決まっているらしい。日本の家紋のようなものかも知れない。
ビジターセンターの出口のところに、たくさんのファミリー名が書かれていて、ここに名前のあるファミリーのキルトは当方においてあります、というポスターがあった。
おじサンのファミリーネームを探したが、さすがになかった。（当たり前じゃ！）
コーダー城はマクベスの舞台
インバネス市内
キルトメーカー・ビジター・センター
タータンチェックの生地